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新居浜市にて釉薬平板での葺き替え。1階の屋根へぎはベランダ下が悪戦苦闘！！
更新日：2025年2月4日
1階部分の瓦を取り除けていきます。一般的に2階建てのご自宅で1階部分にも屋根がある場合、1階部分の方が作業が大変です。屋根の形や取り付けられているものは様々です。どんな場所が大変か見ていきます。
2階建ての建物かつ1階に屋根がある場合、ほとんどのご自宅にあるのが葺止部分（壁際）です。2階の壁から雨が入らないように雨押えと言う板金を取り付けています。この板金は、新築時、瓦を施工した後に瓦に被せるように取り付けられます。その後、板金の一部は壁材に覆われます。雨押えを元から帰る場合は、壁からリフォームが必要になるので、リフォーム用もしくは、そのまま使用することが多いです。板金留めてある釘を抜いたら少し持ち上がるので、バールなどを使って少しずつ掻き出します。一番奥で釘留めされていたらかなり大変です。後は、2階から伸びた縦といが1階屋根上で伸びています。瓦を除ける時はそこまで苦戦しませんが、交換しない場合は破損させないように気を付けます。
谷部分は屋根形状次第では2階にもありますが、1階は先程の壁の雨押えに被っています。交換する場合、壁奥の取り除けがやや大変になる場合もあります。
2階のベランダが1階屋根を覆っていることもあります。ベランダの脚が上がらなかったり、極端に隙間が狭いと、ベランダを一度撤去しなければいけません。この現場はベランダ下の屋根は隙間が広く、軒先部分からトタン屋根が伸びていたので寝そべって取り除けが出来ました。＊鳥の巣もここが多かった・・・
後は室外機も屋根上によくあります。室外機自体は、荷台が浮きあがれば撤去する必要はありません。瓦を除ける時はもちろん誰かが持ち上げてくれないといけませんが。
屋根瓦を取り除けていくとハッキリとした雨漏り跡や、雨漏りの応急処置で、板金屋さんが新しいルーフィングを貼っていたりしてました。
瓦を取り除けたら、古い防水シートを除ける前にある程度ゴミを取り除きます。
防水シートを土嚢袋に入れながら撤去していきます。屋根板上も掃除していきます。屋根板の縦張りは初めて見ました。
2階と同様レボゼロルーフィング（防水シート）を貼っていきます。壁際は吹き込んでも大丈夫なようにルーフィングの立ち上げを忘れないようにします。人数増やして何とか1日で取り除け出来ました。後は、新しい瓦を葺きます。次回ブログ新居浜市で釉薬平板瓦の葺き替え工事。1階部分の地伏せ葺きを仕上げて地伏せが鮮やかに。
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