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四国中央市、築100年を超える蔵の日本瓦の撤去作業。瓦と土と杉皮を全て取り除け終わりました。
更新日:2024年5月23日
残り半面屋根へぎ開始です。スタートで棟が無いのと、投げ下ろし場所までの距離が近くなったのでスピードは上がります。職人が1名少なくなったので合田も一緒に撤去です。
土の取り除けまでは前回と同じ感じです。
杉皮は瓦と同じで下から上に葺いているので撤去時は逆に上から下に取り除けます。
1枚1枚押し固めているので意外とバラバラになりません。
杉皮を取り除けると屋根板が見えます。
端っこの方と真ん中の方でで隙間なく敷き詰めている板と隙間が空いた板に分かれています。端っこの方の板は化粧板と言います。化粧板は建物の一番外側に付ける部材で今では外壁窯業が多いです昔の建物は壁より外側の屋根板は、下から屋根を見上げると垂木や屋根板が見えるのでその部分だけは隙間なく板を貼っています。今は軒天(壁より外側の屋根の下側に貼る板)が貼っています。隙間が大きい屋根板部分は全て室内になります。今では瓦は全て釘打ちなので屋根板がこの状態であれば屋根板の増し張りは必須になります。
この日はここで養生します。前回より桟木やバラ板を多く留めています。外周とブルーシートの継ぎ目部分は特に留めておきます。
翌日、下屋根に取り掛かります。
枚数は少ないですが低い姿勢での作業、
庇みたいな形状で反った屋根なので耐久性も大屋根程ありません。
こういう場所ほど逆に慎重に作業する必要があります。
壁際です。
瓦と壁がコーキング(接着剤)と漆喰で施工していました。
ここは瓦を勢いよく剥すと壁が崩れる恐れがあります。カッターでコーキングの瓦と壁の縁を切り先の尖った金槌で
土を崩しながら積んでいた、のし瓦を取り除けます。
まさしく化石発掘みたいな感じでした。
*この日も合田は作業に入り気が付けば途中工程の写真を忘れてすいません。
大屋根のシートをめくって掃除です。フィルター掃除機(本来はアスベスト作業に使うのですが)が活躍します。しっかりとした吸引力で屋根上の渕や隙間の土や屋根裏の隙間の土もしっかり取ってくれます。屋根板でキャスターを固定できるのがいいですね。
掃除が終わったら再び養生します。この後は大工さんが屋根板の増し張りや破風板の取り換えを行うので一時撤退です。
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