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新居浜市で釉薬和型のひび割れからの雨漏り。破損瓦の交換を実施しました。
更新日:2024年5月2日
みなさんこんにちは。街の屋根屋さん新居浜中央店の合田です。今回は雨漏り調査で多数の釘割れ破損が見られた釉薬和型の交換作業を実施
します。
築年数30~50年の釉薬和型は当時使用してた釘が錆びてしまうので釘回りについた錆びが釘穴を圧迫して割れを起こします。割れ方も様々ですので、直接の雨で漏れたり、風で雨が吹き込んだ時だけ漏れがおこったりもします。タイミングも建物立地や周辺環境、屋根面、瓦1枚ごとに異なるので
補修タイミングによっては葺き替えや再発予知などお伝えしなければいけません。
前回ブログ
新居浜市の釉薬和瓦のご自宅の雨漏り調査!多数の釘割れと樋の欠損が大きな原因か。
点検時に確認した釘穴です。
今回の屋根は1階の東面に集中してます。雨漏り箇所もまさにその通りです。
コーキングしている瓦は瓦同士がくっついているので取りのけが大変です。差替えなので、コーキングカットかハンマーで瓦を砕きます。
出ました。除けた瓦の下の破損瓦。この辺の瓦は釘穴より上のみ割れています。
上写真の黄色線は瓦が重なっている部分です。
つまりこのような割れ方は
上の瓦を取り除けて初めて分かります。釘割れの瓦を目視数より多く予算組するのはこのようなことが想定されるからです。実際に割れた瓦を取り除けていくと軒先まで全て取り除けになってしまう場合もあります。
下の瓦が割れていなければその瓦の釘をステン釘に打ち換えます。
その後、コーキングを釘穴に塗布して防水強化します。
差替え瓦は鶴弥の
釉薬防災エースのハイシルバーを使用します。
右下の防災ロックが瓦同士を引っ掛けることでより風に対して強くなります。ただし差し替えには条件が2つあります。
・既存色より濃い・サイズ加工が必要この時期にある薄いグレー系統の色は現在ありません。そこでこのハイシルバー色を代用します。
さらに既存瓦は少しサイズが小さいことが多いので、右下のカギ部分を加工して差し替え可能の
サイズにします。
差替えを実施します。
割れた瓦をドンドン取りのけていくので、
写真のように
2段以上瓦を除けている部分は通常通り釘打ち施工します。上に瓦がある場合は差し込んで釘の代わりにコーキングを打ち込みます。
1枚1枚瓦を除けていき、下の瓦はもちろん、左右の瓦を覗いて破損瓦を発見すると
交換していきます。
目視では40枚くらいだった瓦も結果的に倍の80枚交換になりました。
前回の点検時から気にはなっていたのですが、この面は過去に補修をしている形跡があります。築年数と瓦状態をみてもルーフィングは初期のものではありません。
この面は結構両端まで満遍なく差し替えしました。
和型枚数でも30列以上あるので過去にそこそこ大がかりに補修しています。
ただし両端と棟際はルーフィングをしていなかったです。
葺戻しを実施したように見えますが、部分的に取りのけず、また桟木や釘は古いものをそのまま使用しています。屋根工事はお客様が下から見てても手元工事は確認しずづらいのでたまにこのような
補修後を見ます。
ルーフィング施工自体はちゃんとしているので一度取りのけはしているみたいです。この時の修理で桟木、釘ををちゃんと変えておけば今回の雨漏りは起こらなかったかもう少し被害が少なかったかもしれません。施工中の手元作業を写真で確認してもらうとお客様も安心します。
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