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つくば市の防水工事調査で確認した長尺シートの摩耗とベランダ床の水たまり・立上り劣化
更新日:2026年10月10日
つくば市のお客様から、2階まわりの通路やベランダで雨のあとに水がなかなか引かず、床の傷みも気になるとのご相談をいただき、私たちが現地調査に伺いました。
建物全体を拝見すると、広い外周通路とベランダを備えた建物で、日常的に風雨の影響を受けやすい環境です。
到着した時点でも床面には各所に雨水が残っており、見た目以上に排水性の低下と防水層の消耗が進んでいる印象を受けました。
建物は庇やバルコニー、外周通路が大きく張り出した造りで、防水層の面積も広く、雨水の影響を受ける箇所が多い状態でした。
外観上は大きな破損が目立つわけではありませんが、こうした建物では床面のわずかな不陸や端部の劣化が積み重なると、雨水が一部に滞留しやすくなります。
防水層の性能が落ちたまま放置すると、表面だけでなく下地側へ水分が回り、
内部の傷みや漏水につながるおそれがあります。
細長い通路の床には、雨上がりのあとも複数の水たまりが残っていました。
床面全体に汚れや変色も見られ、排水へ向かって素直に水が流れていないことがわかります。
こうした状態は、防水層の表面摩耗や下地の不陸、長年の使用による勾配不良が重なって起こることが多く、常に湿った状態が続くと表面の劣化がさらに加速します。
とくに通路のように歩行頻度のある場所では、
水たまりの常態化が滑りやすさや防水寿命の低下を招きます。
隅の部分では、防水層の立上り端部に色あせや摩耗が目立ち、接合部まわりの傷みが進んでいました。
床と壁が取り合う入隅は、雨水が溜まりやすいうえに、建物の動きの影響も受けやすい重要な箇所です。
端部の押さえが弱くなったり表層が劣化したりすると、そこから水が浸入しやすくなります。
隅部は一見小さな不具合でも、
雨漏りの起点になりやすい場所なので注意が必要です。
床面の一部では、既存シートの表層がかなり摩耗し、下地側の模様がはっきり見えていました。
これは防水材の保護機能が落ちてきているサインで、歩行や紫外線、雨水の滞留によって表面がすり減ってきたと考えられます。
ここまで摩耗が進むと、防水層は見た目以上に薄くなっている可能性があり、今後ひびや破れが生じるリスクも高まります。
防水層の保護機能が弱っている状態として早めの対応が必要です。
広いベランダ面でも、中央から掃き出し窓まわりにかけて水が残っており、場所によって乾き方に差が出ていました。
本来、雨水は排水口へ向かって流れるのが理想ですが、こうした残水があると床面の汚れや藻の発生を助長し、防水層に長時間水圧がかかる状態になります。
窓まわりに水が寄る状態が続けば、サッシ下端や取り合い部への負担も大きくなってしまいます。
一部では周囲より深く水が残る箇所があり、床面に局所的なくぼみができている様子が確認できました。
こうした部分は乾燥が遅く、汚れも溜まりやすいため、防水層の傷みが周囲より先行しやすくなります。
さらに、長く滞水することで表面のめくれや端部の浮きが起きやすくなり、劣化の連鎖が進むおそれがあります。
見た目以上に
下地調整の必要性を感じるポイントでした。
別の面を見ても、床全体に黒ずみや色むらが広がり、防水層の経年劣化が面で進んでいることがわかりました。
部分補修だけで収まりにくい状態では、傷んだところだけ直しても周辺から次の不具合が出ることがあります。
面積の広い防水層は、劣化のばらつきがあるように見えても、実際には全体更新の時期を迎えているケースが少なくありません。
長い通路では床面の摩耗に加えて、腰壁の下部に緑色の汚れが連続して見られました。
これは湿気がこもりやすく、雨水が壁際に滞留しやすい状況を示しています。
床だけでなく壁際の取り合い部にも常に水分が触れるため、防水層の端末処理が弱っていると浸水リスクが高まります。
外周部でこの状態が続くと、美観の低下だけでなく下地の耐久性にも影響します。
建物の奥まった通路部分では、細長くはっきりした水たまりが残っていました。
周囲には苔や汚れの付着も見られ、短時間の濡れではなく、日常的に水が引きにくいことがうかがえます。
こうした場所は風通しや日当たりの条件によって乾燥が遅れ、防水層の表面劣化をさらに進めてしまいます。
滑りやすさの面でも危険があり、日々使う通路としては見過ごせない状態です。
排水口の周辺には湿った跡が残り、周囲の壁際にも汚れが広がっていました。
排水口そのものが見えていても、周辺の勾配が不足していたり、表面の劣化で水の流れが妨げられたりすると、排水効率は落ちてしまいます。
排水口まわりは防水層の弱点になりやすい箇所でもあるため、滞水が続くとドレン周辺からの浸水リスクが高まります。
今回の調査では、長尺シート表面の摩耗、立上りや入隅の劣化、そして複数箇所での水たまりを確認しました。
優先順位としては、まず排水口まわりや局所的に深く滞水している部分の状態を詳しく確認し、そのうえで床全体の勾配不良や下地の傷みを見極めることが大切です。
改修方法としては、既存下地の状態に応じて不陸調整を行い、広い床面には通気緩衝工法を含めた防水改修、立上りや取り合い部には密着性の高いウレタン防水を組み合わせる方法が有力です。
状態によってはドレン改修や端末シールの打ち替えもあわせて必要になるでしょう。
街の屋根やさんでは、こうした防水工事の現地調査からお見積もりまで無料で対応しており、地域密着で建物の状態に合ったご提案を心がけています。
雨漏りに至る前の段階で手を打つことが、結果的に建物を長持ちさせる近道です。
つくば市でベランダや通路の防水状態が気になっている方は、どうぞ早めに私たちへご相談ください!
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