河内町のお客様から電話が入り、事務所の天井が雨漏れしてシミがついています。見て下さい。とのご依頼。
直ぐに、無料現調に伺いました。
現調に行き、天井を見て見ると確かに雨漏れのシミ跡がついています。
雨漏れは下のテーブルとテーブルの間に垂れてきます。とのことでした。

直ぐに屋根の上に上がり見て見ました。
どうやら原因は、水上部のゴミだまりの様です。
強い風と雨が混じり水上部に拭き上げるのだと思います。
雨水が溜まっているゴミを通じて、毛細管現象が発生し、水止めの立ち上がり板を超え、裏側に侵入し
部屋の中に流れ落ちてしまうのです。
そこで、綺麗に清掃する事といたしました。

清掃作業が終え綺麗になった屋根水上部です。
3日後に少し強い雨がふったので見に行きました。
その時は雨水の侵入は有りませんでした。
これで少し様子をみる事といたしました。
また、雨漏れが発生する様であれば、落ち葉が中に入り込まないように、メンド板を取り付けます。
と提案しておきました。

お客様もこれで雨漏れが止まれば本当に良いですね。と話されました。
雨漏れとは、厄介なものです。
お客様には何か現象が見受けられたら直ぐにでもお電話下さるよう話しました。

まとめ

雨漏れほど厄介なものは有りません。
なぜならば、自分で施工した工事では無い現場に行きます。
見えないところがどのように施工したのが解らないで悩むことが有ります。
その時は自分だったらこの様に施工するだろうと想像し雨漏れの原因を突き止めていきます。
ところが意に反し、自分の思い通りに施工していない場合があるのです。
そうすると中々直りません。その時は施工してある場所を解体します。
大概の雨漏れはそれで原因が解り直せます。
良く雨漏れの原因を突き止めないでコーキングだけで適当に雨漏れを止めている業者がおります。
コーキングはその時だけです。
原因を必ず突き止めれば、対処方法が変わってくるのです。
コーキングはきちんと原因を突き止め対処してからの2次的作業なのです。

雨漏れを発見する場合の心の持ち方は、自分が雨水だったらどのように流れるのか、水の身になって考える事です。
そうすると見えてきます。