【射水市】鬼瓦がズレていて、棟瓦が蛇行しているとのお問い合わせをいただきました【現場調査】
更新日：2025年7月4日
お客様に許可をいただき、屋根の上に登らせていただきました。
黄色い矢印は大棟
青い矢印は隅棟
赤い矢印は下り棟
棟瓦は屋根の面の面のつなぎ目で、山型(△)のてっぺんに設置されています。屋根の面と面のすき間から雨水が侵入しないように棟瓦を設置しています。
下り棟のみ、面と面のつなぎ目でなく、飾りとしての棟になります。
鬼瓦とは？
恐ろしい鬼を味方につけて、鬼が厄を払ってくれる「厄除け・魔除け」のための装飾瓦です。ちなみに富山県では、シンプルな鬼瓦が多いです！
また、棟の端を覆うことで雨の侵入を防ぐ役割もあります。
谷板金とは？
屋根の面と面のつなぎ目の、谷（▽）になっている箇所に設置されている金属板を加工したものです。
谷樋（たにどい）とも呼ばれています。
屋根の面に降ってきた雨水が谷板金へと流れ、谷板金から横樋や竪樋へと流れて下水・地上へと排出されています。
既存の棟瓦を一旦取り外します。
新しく棟瓦の土台を形成し、再度棟瓦を設置しました。
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