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射水市にて!地震被害による「棟瓦修理」を行っています
更新日:2024年5月2日
屋根の面と面とつなぐ「棟」の中でも、屋根のてっぺんに位置する「棟」を「大棟」といいます。
ご自宅の大棟・納屋の大棟ともに、棟瓦が歪んでいたので積み直し工事を行いました。
歪んでいた棟瓦を解体して、一度取り外していきます。
瓦自体の状態は割れや破損などがないため、積み直す際に同じ瓦を再度使用します。
「強化棟」と呼ばれる金具を屋根の下地部分に取り付けていきます。
シルガードで面戸瓦を固定し、更に上からシルガードを詰めていきます。
施工完了後には見えない部分になるので、黒いシルガードを使用しています。
シルガードとは
瓦のすき間部分に白くなっている部分があるのをご存じでしょうか?その部分が漆喰になるのですが、
シルガードは通常の漆喰とは違い、シリコンや防水剤が入っているため防水性に優れています。
葺き土の代わりとして使用することができます。
シルガードを詰めた上に角材を設置し、面戸の部分に「漆喰」を綺麗に整えながら(外から見える部分になるので)塗っていきます。
「のし瓦」を設置していきます。向かい合っているのし瓦は、銅線で固定されています。
すき間にシルガードを詰めていき、最初に取り付けた
「強化棟」と呼ばれる金具の上に芯木を設置します。
芯木の周りにシルガードを詰めていき、のし瓦の2段目を設置していきます。
芯木が埋まるような形でシルガードを詰めていき、のし瓦の3段目を設置していきます。
のし瓦の3段目の上にシルガードを詰め、棟瓦の一番上にあたる「冠瓦」を設置していきます。
強化棟金具の上に設置した「芯木」と呼ばれる角材に、「冠瓦」をゴムパッキン付のビスで止めて固定しました。
ご自宅の棟瓦積み直し工事を施工完了後、アンテナをもとの位置に設置しました。
ご自宅の棟瓦と同じように、納屋の棟瓦の積み直し工事を行いました。
強化棟金具で固定していくことにより、棟瓦の強度が高まっています!!
また、外から見える漆喰部分も綺麗になっています!
ご自宅・納屋ともに棟瓦の歪みの修理が完了しました。
ご自宅と納屋の間にできたすき間を塞ぐ外壁部分の修繕・自宅外壁と納屋の屋根の取り合い部分の修理がはじまりましたら
また現場ブログにてご紹介します♪
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