みなさんこんにちは！街の屋根やさん富山店です。


雨仕舞ってご存じでしょうか？

雨仕舞とは・・・
建物の中に雨水が入り込まないようにする、雨水が残らないようにする、雨水をきちんと排水するための仕組みになります。

雨仕舞と防水の違い

「建物の中に雨水が入り込まないようにする」この点だけを見れば雨仕舞も防水も一緒なのでは？と思いますが、雨仕舞の「仕舞う」という言葉には片づける・始末するという意味があります。

雨仕舞は雨水を始末＝雨水をスムーズに排出させること

防水は、雨水が浸透するのを防ぐこと（屋根材の下にあるルーフィングや防水性の塗料など）

「雨漏り」「防水」どちらも建物を雨漏りから守る重要な役割を果たしています。

雨仕舞の代表的な水切り金具

棟板金

谷板金（谷樋）

谷板金は屋根の面と面をつなぐ、谷になっている部分に設置されており、「谷樋（たにどい）」とも呼ばれています。屋根の面に降ってきた雨水は谷板金へと流れ、谷板金から横樋や竪樋へと流れて下水・地上へと排出される仕組みになっています。

軒先水切り

強風雨で屋根材の下へと流れた雨水を雨樋へスムーズに流すために、軒先（屋根の、外壁よりも突き出している先端の部分）設置します。

取り合い水切り

玄関や一部が二階建てになっている場合、屋根と外壁の取り合い部分に設置します。
壁を伝って落ちてきた雨水が結合部分から屋根に入り込まないように、取り合い板金で排水します。

まとめ