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【神戸市長田区】台風シーズン前に。台風のような風と大雨で雨漏り発生!現地調査でわかった陸屋根の不具合とは?セルフ補修の落とし穴とは?
更新日:2025年8月3日
いつも「街の屋根やさん明石・神戸店」のブログをご覧いただき、ありがとうございます!
今回は、神戸市長田区で発生した台風のような凄い風と大粒の大雨で雨漏りになった現地調査事例をご紹介します。
「室内に雨染みができているんです・・・」というご相談のお電話をいただいたのは、陸屋根(りくやね)(ろくやね)にお住まいのお客様でした。ご自身で屋上の劣化が気になり、防水塗料を塗った経験があるとのこと。そんな状況で、台風のような凄い風と大粒の大雨が突然の雨漏りを引き起こしてしまいました。
※業界では“ろくやね”と読みますが、“りくやね”の方が自然ですよね😊
さっそく現地で詳しい調査を行いましたので、その様子をご覧ください!
陸屋根(りくやね)(ろくやね)とは?〜台風時のリスクと注意点〜
陸屋根(りくやね)(ろくやね)とは、上から見ると平らに見える屋根のことです。
マンションやビルに多く見られ、屋上スペースを有効活用できるというメリットがあります。
しかしその反面、雨水がたまりやすく、台風による大雨時には特に排水不良や劣化による雨漏りを引き起こしやすいという側面があります。だからこそ、定期的な点検と正しい防水工事が非常に重要になります。
とはいえ、実際にご自身で陸屋根にのぼって点検するのは、危険もありますし難しいですよね💦
だからこそ、専門業者によるプロの点検をおすすめしています。
今回のお住まいは3階建てですが、雨漏りが発生したのは1階のリビングでした。
天井には雨染みの跡があり、お客様によると、横から激しく吹きつけるような風や大雨の際に大量の雨がしみ込んできたため、一度ふかれて綺麗にしたそうです。
そのため、少しわかりにくい状態ではありますが、じんわりとにじむような跡が残っているのが確認できました。
こうして
室内まで雨漏りが進行しているということは、建物内部の腐食が始まっている可能性もあるため、早急な対応が必要です。
天井に雨染みが出るということは、屋根や外壁から浸入した雨水が天井裏まで到達している証拠です。
そのまま放置すると、以下のような深刻な被害につながります
⚠️ 雨漏りを放置すると・・・住まい全体に悪影響!
- 🛠️ 木材の腐食
- 💨 断熱材の劣化
- 🌫️ カビや異臭の発生
- ⚡ 電気配線への悪影響
特に、台風や大雨の際に「ポタポタ・・・」という音がしたり、染みが徐々に広がっている場合は要注意です⚠️
放っておくと、住まい全体の寿命を縮めてしまうことにもつながりますので、早めの点検・補修をおすすめします。
実際に上がってみると、予想以上に深刻な状態になっており、早急な対応が必要なことが分かりました。
屋上防水は「塩ビシート防水絶縁工法」という施工が行われています。
※「塩ビシート防水絶縁工法」とは、下地と防水層(塩ビシート)の間に絶縁シートや通気緩衝材を敷いてから、塩ビ製の防水シートを貼り付ける防水工法です。
一定のピッチで下地に密着させそれ以外は密着していないので別名「浮かし貼り工法」とも呼ばれ、シートの伸び縮みを抑えてくれます。
これにより、下地からの湿気や水分が直接防水層に影響を与えるのを防ぎ、膨れや浮きを抑えることができます。
さらに、下地のひび割れにも追従しやすく、長期的な防水性能が保てるのが特長です。
最初に目に入ってきたのは、塗装された部分が膨れ上がっている状態です。
お客様ご自身で以前に塗装された箇所で、防水鋼板が変形し、塩ビシートが浮いてしまっていました。
特に、水色の矢印(左斜め上)の方向にシートが引っ張られ、全体的に浮いてしまっている様子が確認できます。
←
🔧 本来はまっすぐな鋼板が変形している
🔩 鋼板を固定するビスが抜けてしまっている
⚡ シートが引っ張りに耐えきれず、亀裂が発生している
防水鋼板は本来、しっかりと固定されて真っすぐな状態でなければなりません。
しかし、
防水シート自体の経年劣化に加え、塗料の硬化やひび割れによって柔軟性が失われ、鋼板がゆがみ、大雨の影響でさらに悪化してしまったようです。
このようにしてできたシートの亀裂から雨水が浸入し、1階のリビングにまで雨漏りが到達してしまったと考えられます。
神戸市長田区のお客様は、数年前に「防水できる塗料」として市販の塗料を使用し、ご自身で屋上に塗布されたそうです。
しかし、その塗料が防水層の上に適切な下地処理やプライマーなしで塗られていたため、表面だけが早く硬化。
これが原因で、鋼板やシートに過剰な負担がかかり、かえって劣化を早めてしまったようです。
間違ったDIY施工は、かえって劣化を早めてしまう危険性があります。
特に屋根や防水工事は、見えない部分の密着性や水の逃げ道を考慮したプロの技術が必要です。
台風シーズン前のセルフチェックや、異常を感じた際のプロへの相談が非常に重要です。
今回の調査結果をもとに、防水シートの張り替えと鋼板の補修を含めたご提案をさせていただきました。
台風のような凄い風と大粒の大雨後の雨漏りは一時的に止まったように見えても、原因を放置していると再発する可能性が高いです。
特に陸屋根のお住まいでは、防水層の耐用年数やビス・鋼板の固定状態も定期的なチェックが必要です。
まとめ:雨漏り対策は早めがカギ!陸屋根は特に要注意!
今回は、神戸市長田区で実際に行った台風のような凄い風と大雨の雨漏り現地調査の内容をお伝えしました。
特に陸屋根は見た目以上に構造がデリケートなため、「ちょっと気になるな」と思ったら早めの点検が大切です。
台風や大雨による雨漏りでお悩みの方は、私たちプロにお任せください!
現地調査・お見積もりは無料ですので、どうぞお気軽にご相談くださいね!
🏠 主な対応地域
神戸市(東灘区・灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区・西区・北区)
明石市、加古川市、稲美町、播磨町、高砂市
その他広範囲地域で対応可能です!!
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