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神戸市西区 カラーベスト(コロニアル)屋根の劣化状況の調査を行いました
更新日:2024年8月15日
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本日は神戸市西区にお住いのお施主様から外壁塗装は以前にしているのですが、屋根は塗装しておらず、どんな状態か不安なので調査して欲しいとのご依頼で向かいました。
見えない屋根って気になる方には不安ですよね。実際大切な部分なのも確かです。
ではどのような状況か確認していきましょう。
カラーベスト(コロニアル)屋根は、そのデザイン性と施工性に優れています。
カラーバリエーションが豊富で、和風や洋風のお住まいにもマッチします。
耐久性も近年の物は比較的高く、紫外線や雨、風にも強いため、長期間美しい外観を保つことができます。
一方で、カラーベスト屋根の問題点としては、劣化や汚れが比較的早く発生しやすいことが挙げられます。
定期的なメンテナンスが必要であり、特に築年数が経過した屋根は注意が必要です。
劣化や破損が放置されると、屋根の機能や外観に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、カラーベスト屋根を長く美しく保つためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
2004年以前に建てられた住宅で、スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根の場合、大半はアスベストが含有されています。
アスベストを含有すると耐久性能が上がるからです。
2004年に1%以上のアスベストを含む製品が法律によって禁止されました。
ただ、アスベストが含有されている屋根材を使われているお家だから即危険という事はありませんし、他のアスベスト含有物と比べると少量と言えます。
アスベストが含まれていてもメンテナンスを行っていれば露出することは無いですし、カバー工法を行う事で屋根材ごと塞ぐこともできます。
ただし、メンテナンスを怠っていれば部分的にアスベストが露出している事も、あるかもしれませんし雨漏れなどで屋根の下地材が腐食していればカバー工法では無く葺き替え工事を行うしかなく、アスベスト含有物は特別な処理をして産業廃棄物として処理をしないといけませんので、費用面で高くつくことになります。
1番の問題点と私が個人的に思うのがアスベストを使用しないノンアスベストのカラーベスト(コロニアル)材に起こった製品不良問題です。
セキスイハイムが1990年にノンアスベストとして発売した「セキスイかわらU」は見た目とノンアスベスト材の草分けとして大ヒットしました。
しかし致命的な欠陥があり、それは今までのカラーベスト(コロニアル)材と比べてはるかに弱くて脆い屋根材だったという事です。
わずか数年長くて10年くらいで、塗膜の剥離やひび割れが起きるという脆弱さです。
恐らく研究期間が短かったか、耐久性試験等に問題があったのか市場に出せないレベルの商品だったと思います。
他社からも「セキスイかわらU」の発売後何種類ものノンアスベスト屋根材が発売されましたがいずれも耐久性等が非常に劣る製品不良の商品ばかりでした。
これらは放っておくと剥落したり、風で飛んで行ったり、雨漏りの原因となります。
メンテナンス方法ですがまず、塗装では解決しません。塗装で表面の防水性能を回復させてもその端から割れていきます。
場合はによっては塗装の施工中に割れていくので塗装では解決しないのです。
次に建物が建てられてから比較的早い段階で雨漏り(見えない部分も含めて)が起きていなければカバー工法を行う。
このパターンで改修できればベストだと考えます。
※「セキスイかわらU」の場合はカバー工法は施工できません。理由は形状が名前通り瓦状ですので葺き替え一択になります。
最後に建てられてから年数が経っており、雨漏れが起きていたり下地材が腐食していたりすると葺き替えになります。下地材からやり直すことになりますので、廃材処分費なども含めて大きな出費になります。
カラーベスト(コロニアル)屋根材の劣化に伴う色あせ、コケ・藻の繁殖等
元々は黒色(ブラック)だったカラーベスト(コロニアル)ですが日当たりの良い面ではコケや藻の発生が見れない代わりに白く退色・色あせが起きているのが良くわかります。
カラーベスト(コロニアル)材は工場出荷時に塗装されている表面の塗膜でのみ防水性を持っていますので、ここまで白くなると屋根材自体の防水性能はほぼ無いとみて良いかと思います。
後でも触れますが、棟板金のさび具合も相当なものです。
同じく比較的日当たりの良い面ですがその分白く退色・色あせが進んでいます。
一転して、こちらの面はカビ・コケの繁殖が目立ちますね。
ずっとカラーベスト(コロニアル)材の表面や中に湿気が残ることで繁殖します。
これも屋根材の防水性の劣化の結果と言えます。
それと濃い茶色に染まっている棟金物、これは錆びを落として塗装出来るレベルでは無いですね。
しっかり錆を落とそうとすると穴が開いてしまうかもしれません。
棟金物は撤去新設をお勧めします。
こちらの写真は日の当たりの違いでどう劣化が変わるか分かりやすいと思います。
正面の屋根は比較的黒さを残していますが、カビ・藻の発生が見られます。
左側の屋根はだいぶ白く退色・色あせして見えますね。
そして棟金物は場所に関係なく錆錆です。
屋根材自体もできればカバー工法をお勧めしたいのですが、塗装で行くにしても下塗りを2回くらい塗らないと吸い込みが激しくて止まらない(下塗りの役目を果たさない)と思います。
結論としてはメンテナンスはもう少し早くに行いたかったと考えます。
何種類かのお見積もりを作成してご提案を行いますね。
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