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街の屋根やさん明石・神戸店の専門知識を紹介 神戸市垂水区の皆様・サイディングボード外壁の種類とメンテナンス解説!
更新日:2025年9月29日
神戸市垂水区の皆様・こんにちわ!(^-^)!
街の屋根やさん明石・神戸店です。
本日はサイディングについてご説明していきます。
サイディングは、一般的にサイディングボードとも呼ばれ、
建物の骨組みに合わせて金属のネジや釘などで固定し、
外壁の仕上げに用いられるパネル状の外壁材です。
日本ではその人気は非常に高く、外壁材のシェアの70%以上を占めています。
1980年代までは主にモルタルで外壁を仕上げるのが一般的でしたが、
1990年代からサイディングによる仕上げが広まりました。
サイディングは施工が容易であり、様々な外観デザインを実現できるため、
低層住宅を中心に広く採用されています。
サイディングボードにはさまざまな種類とデザインがあり、
窯業系、金属系、木質系、樹脂系の材質が4つに分類されます。
これらの異なる材質は、耐久性や外観の特徴などにおいて異なる特性を持っており、
建物の用途やデザインに合わせて選択されます。
日本の住宅において、壁材の中で最も主流なのは「窯業系サイディング」です。
初期費用が比較的安価であるため、多くの家庭で採用されています。
窯業系サイディングは、約3000種類ものカラーバリエーションや様々なデザインが豊富で、
石柄、タイル、レンガ、木目調デザインなどそれぞれお好みに合わせて選択できます。
色あせしにくい加工や汚れにくいコーティングが施された製品も販売されています。
窯業系サイディングは主にセメント質と繊維質が原料で、
窯を使用して高温で製造される外壁材です。
この製造プロセスにより、耐久性、防火性、耐震性、および遮音性に強い性質が備わっています。
ただし、窯業系サイディング自体には防水性がないため、必ず塗装仕上げが必要です。
塗装やシーリングの部分が紫外線や風雨に晒され、経年劣化が進むと、サイディングにも影響が出ます。
防水機能がなくなり、雨水などで水分を含むと伸びたり、乾くと縮んだりする性質を持っているので
外壁が伸縮に耐えられなくなるとひび割れや割れた箇所からの漏水、反りなどの問題が発生する可能性があります。
メンテナンスの目安として、
サイディングの反り、シーリングのヒビ割れ、チョーキング、色あせ、藻、カビなどが挙げられます。
特に外壁のシーリングやサッシ周りのシーリング部分の補修が重要になります。
金属サイディングは窯業系サイディングの次にとても人気のある外壁材になります。
現在、金属サイディングの素材として主に使われているのが、「ガルバリウム鋼板」です。
これはアルミと亜鉛で鉄を包み込んで保護することで、
高い耐久性と耐汚染性を備えた鋼板で、広く普及しています。
ガルバリウムやアルミニウム、ステンレスなどの金属鉄板素材を使用しているため、
丈夫で耐久性に優れ、他の外壁材に比べて軽量です。
外壁が軽いことは、地震時において住宅への負担を軽減し、
倒壊のリスクを減少させる要因となります。
金属サイディングは新築や張り替えだけでなく、
既存の外壁に重ね張り(カバー工法)にも適しています。
優れた耐熱性能、紫外線に強さ、ひび割れへの抵抗性があり、
金属が水を吸わない性質から浸水の心配もありません。
しかし、金属材料であるため、
錆や腐食に弱く、他の金属との接触によって劣化が進む接触腐食には注意が必要です。
金属サイディングのメンテナンスの目安症状には
チョーキング、浮き、剥れ、サビなどが挙げられます。
接触腐食の影響により、錆が早めに発生することもあります。
錆が初期段階で発見されれば、早めの外壁塗装がより長寿命につながります。
木質系サイディングは、天然の木をほどこして仕上げた外壁材で、
その天然素材がもたらす風合いや味わいが特徴です。
通常は木の表面を炭化処理することで、木の呼吸を妨げず、耐久性を向上させます。
本物の木を使用しているため、同じデザインはありません。
そのため、味わい深いデザインと質感、
そして年月が経つごとに変化していく木材の彩りを楽しむことができます。
木質系サイディングは断熱性が高く、木の温もり感や経年変化を楽しむことができます。
ですが、木質系サイディングには水や火に弱いというデメリットがあります。
経年劣化により木が水分を含んだ状態で放置すると、腐食の恐れがあります。
こまめな再塗装やメンテナンスが必要です。
また、天然の木を使用しているため、他のサイディングに比べて価格が高く、メンテナンス費用もかさみます。
メンテナンスの目安症状にはチョーキング、色あせ、藻やカビ、木材の腐食があります。
木質系サイディングは水に弱いので腐食の原因になるため、塗料でコーティングする必要があります。
ただし、耐久性の高い塗料を使うと木目が見えにくくなり、
自然素材の風合いが損なわれる可能性があります。
風合いを保つためには塗料のグレードを下げることが必要で、
その結果、耐用年数が短くなり、定期的なメンテナンスが求められます。
樹脂系サイディングは、日本ではまだ知名度は低いですが、
北米では非常に広く親しまれ、アメリカやカナダなどで
外壁材全体の50%以上のシェアを誇る外壁材です。
日本でも1996年頃から販売が始まり、
特に寒冷地や海沿いの地域で重ね張りや張り替えの際に選ばれています。
この外壁材は主にプラスチックの一種である塩化ビニル樹脂から作られて、
水分をはじく素材であるため湿気や雨による劣化が少ないです。
耐久性や耐候性が優れており、色の剥がれや変色がほとんどないのが特徴です。
凍害や塩害の心配も少なく、シーリングが使用されていないため目地の補修が不要です。
軽量であるため、重ね張りにも適しており、メンテナンスが少なくて済むため、
頻繁な手入れが難しい方にはおすすめです。
しかし、紫外線による劣化が比較的早く、全体的に軽く薄く設計されているため、
音を通しやすいので遮音性、デザインのバリエーションも少ないところが
他の材料に比べて劣ります。
一方で、劣化や退色が少なく、隙間から水が入りにくい構法で施工することもあり、
シーリングの補修が不要で、約20年経過してもまだ寿命を迎えていないケースも見られます。
お手入れも比較的簡単で、汚れやカビ、藻などを洗い落とす程度で十分で、
ひび割れなどの破損の補修が主になります。
サイディングの劣化はさまざまなサインが現れます。
カビやコケ特に窯業系や金属サイディングでは、外壁表面の撥水性が低下し、水分が滞留しやすくなります。
これが原因でカビやコケが発生し、見た目だけでなくサビの原因にもなります。
金属サイディングではサビの発生が劣化を促進する要因となります。
チョーキング現象
外壁に白い粉が発生する現象で、塗膜の劣化により発生します。
外壁を触ると手に白い粉が付くことで確認できます。
色褪せやチョーキングが見られたら、表面の塗装を再施工する必要があります。
色あせ
紫外線や自然の影響により外壁が色あせし、ツヤがなくなり、色味が薄くなる状態です。
これは塗膜の劣化を示しています。
コーキングの劣化
サイディングの隙間を埋めるために使用されるコーキングも劣化します。
コーキングの割れや欠落、シーリング材のひび割れが劣化のサインとなります。
コーキングの劣化を放置すると雨水の浸入などが起こり得ます。
ひび割れ
地震やコーキングの劣化によってひび割れが発生することがあります。
ひび割れた部分はお水を吸収しやすくなり、補修や塗装工事が必要です。
反り
塗装の防水効果が薄れると外壁が水分を吸収や乾燥を繰り返すことで外壁に反りが現れる可能性があります。
外壁の反りを放置すると建材の劣化や雨漏りの原因となります。
これらのサインが見られた場合は、適切なメンテナンスや補修が必要です。
サイディングの劣化を放置すると、建物全体の耐久性や防水性が損なわれ、
大規模な修理が必要になる可能性があります。
サイディングは短い工期で比較的安価に施工でき、
耐久性やデザイン性がトータルでバランスの取れた外壁材です。
窯業系や金属系など種類が豊富で、それぞれ異なる質感や耐久性を持っています。
一般的にサイディング自体の寿命は15〜30年程度ありますが、
劣化が進むと雨漏りなどの問題が発生する可能性があり、家の寿命を短くする要因となります。
特に窯業系のサイディングは防水性を維持するために約10年に1回程度のメンテナンスが必要であり、
シーリングの補修は7〜8年が目安です。
メンテナンスを後回しにすると、外壁の劣化が進み、
大規模な修理が必要になる可能性が高まります。
定期的なメンテナンスは外壁を長持ちさせる鍵となります。
メンテナンスを減少させるためには、高耐久の塗料やシーリング材を選ぶことが重要です。
シーリング材も高耐久の商品も存在し、
それらを使用することでメンテナンスの頻度を低く抑えることができます。
ご自宅の外壁材についての知識を身につけ、
築10年を経過したら定期的なメンテナンスを検討してみてくださいね。
異常が見られた場合は、希望や状況に合わせて適切な塗装方法・信用できる専門の業者を選んで頂き
迅速に修理・補修を行ってください。
そうすれば大切なご自宅を長く守り続けることができますよ。
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