箕面市 雨漏り点検で雨漏り原因特定！修理前のご不安解消します
更新日：2021年8月20日
お問い合わせのきっかけとなった2階天井部分の雨染みです。
天井と壁の取り合い部分を中心に広がっており、最近できた雨染みというよりは昔からできているシミのようでした。
天井と壁の取り合い部分を中心に広がっており、最近できた雨染みというよりは昔からできているシミのようでした。
こちらの屋根は切妻で、屋根の形状では雨漏りしにくい形ではあります。
屋根の葺き方は土葺き工法です。
昔ながらの工法で、野地板の上に防水紙があり、葺き土と呼ばれる土が瓦の下にあります。
土葺き工法では、この土の粘着力で瓦を固定させているのです。
昔ながらの工法で、野地板の上に防水紙があり、葺き土と呼ばれる土が瓦の下にあります。
土葺き工法では、この土の粘着力で瓦を固定させているのです。
屋根の頂点にある屋根面どうしの取り合い部分である棟（むね）は、長方形の熨斗（のし）瓦が積まれ、冠瓦が被せてあります。
土葺き屋根の瓦を捲ると、このように葺き土が出てきます。
葺き土は土ですので、瓦から浸入した雨水で濡れて乾いてを繰り返すとどうしてもポロポロと崩れ痩せてきます。
葺き土は土ですので、瓦から浸入した雨水で濡れて乾いてを繰り返すとどうしてもポロポロと崩れ痩せてきます。
しかしこちらの葺き土の量は、今のところさほど減ってはおらず瓦をしっかり止めていました。
葺き土の量も家々によって異なり、初めからかなり少ない家もあります。
雨漏りしている箇所の真上付近の瓦を4枚ほど捲ってみました。
葺き土の下には防水紙があり、瓦で止めきれない雨水の浸入を防いでくれています。
葺き土の下の防水紙が破れている所が確認できました。
表面の瓦の隙間から浸入した雨水は通常この防水紙で止めてくれますが、経年劣化もあり現状これより下に雨水の浸入を許してしまっているようです。
ここから野地板を通って雨水が浸入し、雨漏りに繋がっている可能性があります。
雨漏りを解決するには、表面の瓦ではなくこの防水紙の交換が必須です。
現状の屋根下地の状態について、今回撮影した写真とともに家主様にご説明させていただき、後ほどお見積りをお持ちして雨漏り修理についてご検討いただく事となりました。
本日の雨漏り点検はこれにて終了です！
ひと言で雨漏りといっても、今回のような瓦屋根の下の防水シートが原因の場合や、部分的な屋根の損傷、外壁、雨樋など、状況によってさまざまな原因と解決策があります。
経験や専門知識がなければ、雨水の浸入はどこからか、傷み具合はどれほどか、工事が本当に必要かどうかなど、パッと見ただけで原因を判断するのは難しいものです。
また、雨漏りの原因がわかったとしてもどんな解決策があるのか、工事費用や工期などわからない事だらけで、不慣れで当然です。
「街の屋根やさん大阪吹田店」では、そんな雨漏り修理や工事前のご不安を解決するために、プロによる無料点検を随時受付けしております。
必要であったりご希望があれば、無料点検時にトラブルの原因箇所や劣化している部分の写真・動画撮影をおこないます。
その後お客様にお見せしながら親切・丁寧に解説し、メンテナンスがどの程度必要か、どんな解決方法があるかをご説明いたします。
あくまでも、お客様のその後のお住まいづくりのご希望にそって適切なご提案をさせていただきます。
すぐに工事とは考えていなくても、お住まいの劣化状況を知っておきたいというお客様もいらっしゃいます。
ちょっと気になることなど、まずはお気軽に何でもお電話・お問い合わせフォームからお問合せくださいませ。
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