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豊中市 屋根修繕!古い屋根を災害に負けない強い屋根にします
更新日:2022年1月26日
※2021年4月19 記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
「豊中市で屋根修繕を考えている」
「屋根は見えない場所だからこそ、信頼できる修繕業者に依頼したい」
「屋根修繕って、具体的にどんなことをしているの?」
今回は、豊中市でこのような疑問やご不安をお持ちの方にむけて、弊社が豊中市でおこなった屋根修繕工事を2件ご紹介いたします。
屋根修繕のきっかけは雨漏りトラブル。
無料点検で徹底的に雨漏り原因を究明し、最適な修繕方法をご提案、最適な施工で屋根を復旧いたします。
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まずは、弊社が豊中市でおこなった屋根修繕工事のビフォーアフター写真をごらんください!
屋根修繕前
雨漏りしているということで無料点検にかけつけました。
屋根は昔ながらの「土葺き(つちぶき・どぶき)工法」による瓦屋根です。
屋根に施工されている漆喰(しっくい)が剥がれて棟瓦が崩れていました。
全体的に屋根の劣化が進んでいる状態です。
屋根修繕後
昔ながらの重い瓦屋根をガルバリウム鋼板に葺き替えました!
屋根のイメージがガラリと変わりましたね。
非常にスッキリと洗練された印象です。
耐震性に不安のあった重い屋根瓦と大量の葺き土を撤去し、軽くて強い金属屋根になりました。
葺き替え工事のため、屋根下地の修繕もバッチリです。
これから何十年と、長く安心してお住まいいただける屋根が完成しました。
屋根葺き替え工事とは、既存の屋根を解体・撤去して新しい屋根を設置する大規模な修繕工事です。
すべての屋根材を解体・撤去するため、屋根材のみならず、屋根下地(防水シートや野地板など)までしっかりと修繕ができます。
また、重い瓦屋根をガルバリウム鋼板(金属屋根)に葺き替えることにより、地震や台風に強い屋根へのリフォームが可能です。
屋根葺き替え工事による屋根の軽量化により、お住まいの「減震性・耐震性」を高められます。
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それでは、弊社が豊中市でおこなった屋根修繕工事の作業工程を大公開します!
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豊中市で屋根修繕 工事工程①「既存屋根の解体・撤去」
まずは、既存の瓦屋根を解体し撤去します。
瓦をめくると大量の「葺き土(ふきど・ふきつち)」が出てきました。
こちらの瓦屋根は「土葺き工法」です。
土葺き工法で葺かれた瓦屋根は、瓦の下に大量の土が葺かれています。
これらをすべて手作業で撤去します。
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軒先の饅頭(まんじゅう)瓦は一番最後に撤去します。
基本は釘止めししてあるので、ずり落ちる心配はありません。
葺き土による固定効果もあります。
既存瓦と葺き土の撤去作業中にスズメの巣を発見しました。
雛たちは無事に巣立ってくれたようです。
瓦・葺き土の撤去後は下地材として敷かれているフェルト(黒っぽい布)も剥がします。
フェルトはあくまで土が内部へ入り込まないようにするための物です。
現在では使用することはほとんどありません。
土葺き工法とは、土の重さを利用して屋根瓦を葺く屋根工法です。
2021年現在、耐震性への影響から瓦屋根の土葺き工法はほとんどおこなわれていません。
しかし、現在でも土葺き工法による瓦屋根が多く存在しています。(特に西日本)
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すべての屋根材が解体・撤去され、既存の下地が現れました。
長い年月、重い屋根材と大量の葺き土がのっていた屋根下地は傷みや歪みが出ています。
このまま新しい屋根を設置するわけにはいきません。
屋根土台となる下地をしっかりと修繕します!
※写真奥の方は増築されたようです。
下地処理のため、ケラバ(屋根の端部)のモルタルをグラインダーで削り落とします。
貫板(ぬきいた)と胴縁(どうぶち)を、910ピッチで既存木材へ打ち込み固定します。
固定には鉄砲釘を使用します。
屋根下地の修繕・メンテナンスが完了しました。
屋根の下地は長い年月をかけてたわみ、歪んでいます。
「重い屋根瓦」と「大量の葺き土」が乗った状態で、何年もお住まいを守ってくれていたからです。
豊中市で屋根修繕 工事工程③「野地板(のじいいた)張り」
構造用合板(構造用パネル)の12ミリを下地に釘で打ち込みます。
これを、野地板(のじいいた)といいます。
野地板は、防水シートが貼られ屋根材を固定する非常に重要な「屋根の土台」となるものです。
野地板の上には防水シートと屋根材が設置されているため、メンテナンスや修理が困難です。
葺き替え工事の最大のメリットは、「屋根下地・野地板の修理・メンテナンスができる」ことといってもいいでしょう。
屋根の土台ともいえる「野地板」の設置が完了しました。
このように、下地からしっかりとメンテナンスすることで、屋根を長持ちさせることができます。
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次は、二次防水とも呼ばれる防水シートを貼る作業です。
防水シートには、「改質アスファルトルーフィング」を使用します。
軒先から屋根頂上に向けて防水シートを張りつめていきます。
雨水が入り込みやすい大棟箇所のみ、防水シートを2枚で重ね張りしています。
より防水性を高めるため、屋根職人が張る順番・方向、シートの重ね代などを十分に考えつつ施工します。
豊中市で屋根修繕 工事工程⑤「唐草(からくさ)板金の設置」
軒先に唐草(からくさ)板金を取り付けます。
先ほど、グラインダーでモルタルを斫り飛ばしたケラバ箇所にも唐草板金を取り付けます。
唐草(からくさ)板金とは、屋根の軒先やケラバに設置する水切り用の板金です。
「捨て唐草」や、瓦屋根に設置する場合は「唐草瓦」ともよばれています。
唐草板金を屋根の端部である軒先やケラバに設置すると、雨水の浸入を防げます。
では、なぜ「唐草」と呼ぶようになったのでしょうか?
日本ではその昔、軒先やケラバに葺く瓦に唐草模様をあしらっていました。
その名残が現在でも残っていて、「唐草板金」とよばれているようです。
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豊中市で屋根修繕 工事工程⑥「ガルバリウム鋼板を用意」
ガルバリウム鋼板は非常に軽量で錆びにくく、地震や台風などの災害にも強い屋根材です。
豊中市で屋根修繕 工事工程⑦「ガルバリウム鋼板の設置」
ガルバリウム鋼板を軒先から棟にかけて葺きあげます。
雨水の流れを考慮し、屋根材を適切な位置・順序で葺いていきます。
棟以外のガルバリウム鋼板が葺きあがりました!
今回は「立平葺き(たてひらぶき)」を採用しています。
軒先はジョイントキャップをはめ込んでいます。
唐草板金に巻き込むように織り込み設置することで、雨水の浸入を防いでいるのです。
地震に強い!雨漏りしにくい!費用が抑えられる!「立平葺き」
立平葺きとは金属屋根の1つです。
立平葺きの屋根は金属の板(板金)だけで形成されています。
立平葺きには以下のようなメリットがあります。
・施工費用を抑えられる
・屋根を軽量化できるため耐震性を高められる
・緩い傾斜の屋根でも施工可能な上、雨漏りしにくい
・施工期間を短く済ませられる
立平葺きは一見、トタン(瓦棒)屋根に似ていますがまったく別物です。(くわしくは以下ページをご参照くださいね!)
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豊中市で屋根修繕 工事工程⑧「貫板(ぬきいた)の設置」
棟板金を設置する前に必ず貫板(ぬきいた)という下地の建材を設置します。
貫板の上から棟板金を固定させます。
貫板は棟板金をしっかりと固定させるための下地材です。また、屋根材を抑え込み動かないよう固定する効果もあります。
豊中市で屋根修繕 工事工程⑨「棟板金(むねばんきん)」の設置
雨水の吹き込みによって水が廻りこんでも大丈夫なよう、貫板を板金で巻き込んでいます。
弊社では、お客様から見えない部位こそより丁寧に施工します。
その理由は、細かい部位の施工を特に丁寧にすることで、雨漏りリスクをゼロに近づけられるからです。
棟板金をパッキン付きビスで固定します。
棟板金のサイドからビスを打ち込むことで、ビス穴からの雨水浸入リスクを減らしています。
ガルバリウム鋼板の棟板金が完成です。
棟板金は屋根面と屋根面の合わさる境目を覆って、雨水の浸入を防ぐ超重要な板金です。
しっかりと固定され、雨仕舞されていますね!
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葺き替えによる屋根修繕が完了しました!
元々、雨漏りしていた瓦屋根が金属のガルバリウム鋼板屋根に生まれ変わりました!
これでもう雨漏りの不安から解放されましたね。
ガルバリウム鋼板は一枚一枚ビスでしっかりと固定されています。
強風にも強く、さらに軽量のため地震にも強いのがガルバリウム鋼板の屋根です。
修繕前
漆喰の劣化や葺き土の痩せにより、棟がガタガタに歪んでいます。
棟の歪みは雨水浸入のリスクを高めます。
その結果、雨漏りを引き起こしてしまいます。
修繕後
ガルバリウム鋼板の屋根は錆びにくく耐久性が高いのが特徴です。
今では「金属屋根」といえばガルバリウム鋼板ですね。
修繕前
棟が崩れて中の葺き土が露出しています。
これでは容易に雨水が浸入し雨漏りへと発展してしまいます。
また、漆喰が劣化により剥がれて屋根面に散乱しています。
修繕後 しっかりとビスで固定されているため、強風にも負けない強い棟が完成しました。
屋根修繕は完了となりましたが、これからがお客様との長いお付き合いの始まりです。
弊社では工事・リフォーム完了後も充実の長期保証をご用意しております。
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では、弊社が豊中市でおこなった屋根修繕の2事例目です。
修繕のきっかけは、「屋根材の割れ」。まずは、ビフォーアフターからご覧ください。
屋根材の一部に散見された「割れ、ヒビ」です
このような小さな隙間からでも、雨水は十分に入り込む可能性があります。
割れた屋根材の破片をテープで養生し、コーキング材で補修しました。
他にも現在、雨漏りにはいたっていないものの、近い将来、雨漏りや屋根材飛散につながりそうな不具合を修繕いたしました。
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では、豊中市でおこなった屋根修繕の施工工程をご紹介します。ちょっとした屋根の修繕もおまかせください!
豊中市で屋根修繕 工事工程①「ひび割れや破損が散見される屋根材」
こちらの屋根は、「スレート」というセメント板で葺かれています。調査したところ、屋根にはスレート材の割れやヒビが散見されました。
このような「ちょっとしたトラブル」は、放置していても大きな影響がないように感じるかもしれません。
しかし、雨水は目で確認出来ない程小さな隙間に吸い込まれるように浸入する性質をもっています。(毛細管現象といいます)
雨水が屋根内部に入り込むと、「すぐに雨漏り」とはいかないとしても、屋根材だけではなく屋根下地材の劣化を早めます。
建材の劣化が進むことで、建物の寿命を縮めてしまいます。
ちょっとしたトラブルであっても、屋根の場合は深刻な被害(雨漏りや屋根材の飛散)に発展しやすいです。
そのため、屋根の不具合はちょっとしたものであっても、早目の修繕が望まれます。
早目に修繕することで、大きなトラブルを未然に防ぎ、屋根を長持ちさせることにもつながるからです。
豊中市で屋根修繕 工事工程②「養生テープ、クーキング施工」
割れた箇所から1cm弱の箇所をマスキングテープで養生します。
コーキング材がしっかりと屋根材に密着するよう、施工箇所にあったサイズにヘラを使用します。
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屋根材の割れの修繕が完了です。
コーキングを「剥がれにくく」「均等な厚みで」「持ちを良くさせる」ためには、事前の準備が欠かせません。
屋根板金に固定のため打たれたビスが浮いています。
「板金の釘・ビスの浮き」は、台風時の強風による「板金飛散」の原因になりやすいです。
こちらも修繕しておくことで、災害による屋根被害を未然に防ぐことができます。
浮いたビスを打ち込み不安定になっている板金を固定し直します。
このような、ちょっとした補修が災害による屋根被害を未然に防ぐのです。
浮いているビスは上からねじ込み、また、すでに抜けてなくなっている箇所は新しいビスを打ち込みます。
ビスの浮きは経年によって、どうしても起こる不具合のひとつです。
定期的に屋根の点検をおこなうことで、このような小さなトラブルを解決し、その後の大きなトラブルを防ぎます。
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雨漏りによる建物内部への雨水浸入は建物自体の寿命を縮める原因ともなりえます。
また、気になる屋根修繕費用はトラブル原因により変わります。
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