摂津市 瓦差し替え・棟積み直しで瓦屋根を復活させます！
更新日：2021年6月1日
こちらが今回、復旧工事をおこなう台風被害を受けたご自宅の瓦屋根です。
台風による強風で、2階屋根の冠瓦(かんむりがわら)・熨斗瓦(のしがわら)が吹き飛ばされています。
さらに、1階下屋根の瓦も20枚くらい割れています。
飛ばされた瓦が下屋根に散乱し、かなりの被害が出ています。
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まずは、これだけの瓦が飛ばされてしまった理由をご説明します。
昔は熨斗瓦を積んだ後、冠瓦を銅線でくくりつけているだけでした。
銅線は２０年もすれば劣化し切れてしまいます。
つまり、「屋根の上に沢山の瓦が乗っかっているだけの状態」でした。
これでは今回のように、強風で瓦が飛散する可能性が高く非常に危険です。
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既存の土を取り除き、瓦復旧工事の準備が完了です。
なんばんで下地を作り冠瓦、1枚1枚のジョイントにタップ地のコーキングを入れ4点固定します。
これで棟瓦を銅線で縛る必要はありません。
軒先から積み直してきた冠瓦もあと少しです。
大棟との取り合い部分になんばんを巻き込み施工完了！
5寸丸の下り棟も土を取り除き、なんばん漆喰で下地を作りかぶせていきます。
下屋根の瓦差し替え補修も完了です！
下地の土はしっかりしていました。
下地の土はしっかりしていましたので差し替え後も隙間なし！
雨水の吹込み浸入も心配なしです。
下り棟も綺麗に積み直せてました。
少しでも飛散防止のため冠瓦だけコーキングで固定させて頂きました。
これで銅線が切れている箇所も少しは安心して頂けると思います。
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