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高槻市I様｜大棟の熨斗瓦が地震の揺れで抜け落ちて大変危険な状態です
更新日：2021年5月25日
大阪府北部の瓦屋根の家に大きなダメージを与えた6月18日の地震の揺れ。
スレート屋根や金属屋根など多様な屋根がありますが、地震の揺れの影響を受けるのは「経年のすすんだ」「メンテナンスがされていない」瓦屋根です。
地震の揺れなどの大きな不可抗力がかかると今まで気づかず無事だったけれど、もともと難のあったところや急所や不備のあったところなどを直撃するのです。
大阪府北部の広い範囲で多くの家屋に不備が発生しているため弊社にも問い合わせを沢山いただいております。
現場に伺うと程度の差はありますがどちらの瓦屋根にもズレや瓦の落下が見られます。
大棟に大きな歪みが。漆喰剥がれと共に中の土も崩れて出てきています。
熨斗瓦がこのように外れてしまって、大棟の歪みにつながっています。
熨斗瓦が飛び出したり抜け落ちたりしています。落下の恐れも心配です。
下り棟の瓦が完全に途切れてしまっています。
谷板金付近の瓦もずれたり浮いたりしています。
棟の瓦が集中するところも漆喰が剥がれてボロボロに。
瓦のズレ歪み崩れが発生している個所は、当然隙間が生じているということ。
この隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因になってしまいます。
横から見ると一目瞭然。大棟が大きく波打っています。
熨斗瓦が飛び出し、漆喰は剥がれ中の土も流れ落ちている状態。
応急処置ですが、これ以上ズレたり落下しないようにテープで固定。
こちらは雨漏りを防止するための暫定のブルーシート張りです。
現在は屋根や外壁の補修のご依頼が多いためなかなか本格的な施工には入れませんが、ブルーシート張りや粘着テープで補強するなどの暫定的な処置対応することでお客様のご不安を解消させていただいております。
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