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茨木市。既存ケラバ解体後、ケラバ板金取付工事着工から竣工まで。
更新日：2021年5月25日
茨木市にお住まいのＭ様邸のケラバ板金取付工事が着工しました。
工事のキッカケは蔵の屋根が瓦屋根なのですがケラバ（袖）部分は
漆喰とセメントで施工されていました。
その部分が経年劣化により、ボロボロと割れ落下してくるという
問合せと頂いたことがキッカケでした。
建物前は道になっていますので車両や通行人に落下して当たると危険なので
今回、このケラバ部分に板金を取り付ける工事を施工することになりました。
工事の流れはまず既存のセメントの解体です。
切妻屋根なので、左右で6メートルで4箇所です。
合計24メートルのケラバ板金取付工事になります。
解体作業はもちろん手作業です。
工期は3人で2日を予定しています。
解体したガラがたくさん出るので、清掃もかなり
時間がかかりそうです。
ケラバ部分の解体はそんなに硬くなくスムーズに解体できています。写真では分りにくいですが、なかなかの勾配がありますので、滑らないように安全に作業しています。
解体作業が終わるとケラバ板金を取り付ける下地をケラバに取り付けます。下地は構造用合板です。
下地は躯体にビス留めします。
平板板金の加工です。
最初はロールになっている平板なのでここから加工していきます。さすが板金職人と思わせる作業です。
加工された板金をケラバ部分に取り付けます。
下地で取り付けた構造用合板にビス打ちしていきます。
ケラバの頂上はまた板金を加工して別に取り付けていきます。
鬼瓦とケラバ部分にも隙間ができてしまいますです。
この部分は開いていると雨が浸入してしまいます。
その部分を板金で覆うように取付ます。
ケラバ板金取付完成です。
最後、お客様に確認して大変喜んでいただけました。
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