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藤井寺市。雨漏り調査。築50年土葺き工法による瓦屋根。
更新日:2021年5月25日
藤井寺市にお住いになられてる方の雨漏り調査です。
今回、お伺いした建物は築50年程の瓦屋根です。
瓦屋根は土葺き工法と呼ばれる工法で屋根が葺かれており、
この工法は瓦の下に土を盛り瓦を積んでいきます。
経年により固まっている土が少なくなったり崩れてくると
一枚一枚の瓦の高さが異なり、隙間が開き雨漏りに繋がることがあります。
また屋根の形状により谷樋を設けなければいけない場合があります。
この場合の谷を雨水が超える場合は雨漏りに繋がることがあります
壁際では捨て谷という施工で瓦と壁際との取り合いを納めていきます。
この捨て谷も雨水を超えると雨漏りに繋がることがあります。
今回は下屋根に起こりえる雨漏りのケースをご紹介致します。
ここは壁際の写真です。
この瓦の下には捨て谷という施工が施されています。
捨て谷の作り方は様々ですがこの瓦より内側に雨水が超えるようでは雨漏りに必ず繋がります。
捨て谷は板金などで施工されていることが多いですが、
ここはセメントで仕上げてありました。
谷のセメントの立上りが短い場所があり、立上りを超えて
雨水が浸入している可能性がありました。
ここの屋根の下の縁側でも雨漏りが確認できました。
ここで考えられるのは、壁際ののし瓦や平場部分の瓦です。
壁際はのし瓦が積まれているのですがのし瓦の一枚一枚に
隙間が大きく開くと雨漏りに繋がる可能性があります。
平場では瓦と瓦の隙間が開くと吹き込んだ雨が浸入して
雨漏りに繋がることがあります。
瓦が割れていない限り、雨漏りはこの場所からしていると特定させることは難しく調査した人の経験や屋根のしくみを熟知している人に話を聞くことが大切です。
屋根に写真のような谷が設けられていることがあります。
この谷は屋根と屋根が交わる場所になり多くの雨量をこの谷に集めで流します。
この谷は瓦との取り合いの谷板金を超えると雨漏りに繋がります。
平場の瓦では瓦と瓦が重なる部分は本来であれば隙間なくキッチリ付いているものなのですが、瓦との隙間が生じると雨水が浸入する可能性があります。
今回の調査では雨漏りは至る場所から発生しておりましたので、
築年数から考えると葺き替え工事も考えてよい時期にはありますが、
お客様のご要望もあり、部分的に治せないものかということで、
部分的に葺き直す工事と谷板金交換工事、壁際捨て谷カバー工事を提案させて頂きました。
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