摂津市 ビルの雨漏り原因は？プロが無料で調査をおこないます
更新日：2021年6月1日
こちらのビルは陸屋根といって、ほぼフラットな床面に雨水防止のための「防水層」が形成されている屋根です。
陸屋根は防水層の劣化により雨漏りリスクが高まります。
まずは、こちらのビル屋上の陸屋根を点検させていただきました。
屋上に上がらせいただいたところ、屋上の外壁部位に生い茂った雑草を確認しました。
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ここは1階ではありません。
屋上なので土があるはずもなく、当然、植物が生える環境ではありません。
どこからか種子が飛んできたのでしょう。
雑草は強いですね。
わずかな土があれば生えてしまうのです。生命の力強さを感じてしまいます。
それにしても、この土はどこからやってきたのでしょうか？
屋上の床も塗装が剥がれており、雨のあとの湿気が残っているのかシミのようなものが広がっています。
そして鉄部のサビが全体的に見られました。
外壁の上には鉄製のフェンスが設置されています。
そのため、鉄製フェンスから赤サビが流れ落ち、外壁が真っ赤になっているほどでした。
使われていない配線などもそのまま放置されており、いらなくなった設備の部品などを置く物置代わりになっているようで、その廃棄された部品からサビや破片が生じています。
中には生きている配線もあるのかも知れないのですが、この状況では不明です。
鉄製の配線ボックスや、備品を入れるための物置も鉄製のためサビが発生しています。
室外機が数台設置されていましたが、これは全部現在使われているものなのでしょうか？
どれかは使用されているものもあるかもしれませんが、もう使われずにそのまま遺棄されている室外機もありそうです。
屋上は3階にあたり、真下が店舗ということではありませんでした。
そのため、雨漏り被害は直接ないとは思われますが、このまま放置しておくと更なる被害が広がりそうです。
ビルやマンション屋上でよく見られる「陸屋根」は、適正勾配の屋根に比べて雨漏りの可能性がどうしても高くなりがちです。
しかし、定期的な防水層のメンテナンスで雨漏りリスクを最小限に抑えられます。
ご自身でできる陸屋根のチェックポイントは、
「排水口が詰まっていないか(掃除しても雨水が流れない状態ではないか)」
「防水層の表面にひび割れ、キズ、浮きなどがないか」
「常に水溜まりが出来ているような状態ではないか」
「雑草が増殖していないか」
などです。
もし、上記のような症状がビルやマンション屋上などで見られる場合、防水層の経年劣化が疑われます。
防水層は施工してから約15年前後で劣化症状が顕著に現れ始めます。(設置環境により異なります)
雨漏りへと発展する前に防水層の劣化に気付くことができれば部分的な補修で済ませる事もできます。
しかし、すでに雨漏りを引き起こしている場合は防水工事が必要となるケースもあります。
もし、ビルの雨漏りでお困りでしたらまずは私たち「街の屋根やさん大阪吹田店」へお気軽にご相談ください。
相談・調査・お見積り・ご提案はすべて無料でおこなっておりますので、お気軽にご利用くださいね！
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