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高松市 庇の修繕工事の流れやコロニアル材からガルバリウム鋼板に変更した訳、工事費用について
更新日:2025年3月12日
今回の現場では、庇の劣化が進んでおり、その原因として「屋根勾配の問題」と「水が溜まりやすいデザイン」が関係していました。
庇の傾斜(勾配)が緩すぎると、雨水がスムーズに流れず、庇に水が溜まりやすくなります。
特に今回の現場では、庇にコロニアル材(スレート屋根の一種)が使用されていたことが問題でした。
🔍 コロニアル材だとなぜ問題なのか?
- コロニアル材は最低2.5寸以上の勾配が必要(それ以下だと水はけが悪くなる)。
- しかし、今回の庇はそれよりも緩い勾配で設計されていた。
- その結果、雨水が溜まり、庇の劣化を早める原因に。
ベランダ柵の左側に壁があり水が溜まりやすい形状になっていました。このようなデザインでは、雨水がスムーズに排水されず、庇に負担がかかります。
傷んだ庇を撤去し、新しい庇の下地を張ります。
ベランダの真下は部屋になるのでこのまま庇の傷みを放置すると室内に雨漏りする危険性がありました。
下地を支える垂木(たるき)を強度を高めるために追加しました。
下地の上に防水シート(改質アスファルトルーフィング)を全面に敷き、水の侵入を徹底的に防ぎます。
ルーフィングの上に板金を貼り付けます。
「庇勾配の問題」と「水が溜まりやすいデザイン」の解決策
①コロニアル材をガルバリウム鋼板へ変更
勾配が緩くても雨水が流れやすいガルバリウム鋼板に変更しました。
ガルバリウム鋼板のメリット
✅ 軽量で建物への負担が少ない
✅ サビに強く、耐久性が高い
✅ 低勾配でも水が流れやすい
屋根の性能を最大限に発揮させるためには、適切な屋根勾配の設計が必要です。今回は、素材を変更、さらに平板葺きすることで水の流れをよくしました。
平板葺き(ひらいたぶき)とは
平らな板を、屋根の横方向にまっすぐ並べて葺く(ふく)方法です。
この施工方法により、雨水が流れやすい仕上がりになります。
②勾配を付けて水が流れる形状に変更
ベランダの一部に壁があり水が溜まりやすくなっている場所に適切な勾配をつけ、水が溜まらずスムーズに流れるようにしました。
タキロンデッキ材は表面に高耐候性樹脂を使用し、変色を抑えていて中は中空形になっています。
デッキ自体の材質は硬質塩化ビニル製で、サビや腐蝕などにも強く耐久性・耐水性があります。
・足場工事一式 198,000(屋根塗装時にも使用しています)
・庇雨漏り板金大工工事一式 254,000
・庇雨漏り板金板金工事一式 182,500
・ベランダ工事一式 155,000
合計789,500
※今回屋根の塗装工事もさせていただきましたが、屋根の塗装費用は含んでおりません。
費用は現場の状況、使用材料によっても異なります^^
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-kotobuki@kotobukikoubou.com
有限会社寿工房
〒760-0080
香川県高松市木太町1941−12


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