セメント瓦漆喰詰め直し工事

家の屋根の漆喰のひび割れや欠けを発見し、しっかりと屋根の状態を見てもらいたいとご連絡をいただきました。

漆喰が剥がれ落ち、屋根に葺土も流れてきているのが下から見ても分かる状態でした。

屋根に上がり、写真など撮影をし、ご依頼主様と確認してから工事内容をご提案させていただきました。

事前調査で劣化の度合いや修復が必要な部分の特定、さらに工事の方法の確認をおこないました。

漆喰が剥がれ落ちて詰め直しが必要な状態になっている箇所が多くありましたが、雨漏りなどの被害はなく、葺き替え工事の必要はありません。

屋根の漆喰詰め直し工事を行うことで得られるメリットは、一見すると目に見えにくいかもしれませんが、屋根の耐久性が大きく向上します。

漆喰は、瓦と瓦の間の隙間を埋める役割を持ち、これにより強風時でも瓦が動きにくくなるのです。

安定した状態を維持することで、台風や強風による瓦の破損リスクが低減します。

その他にも、雨漏りのリスクを大幅に低下させる効果があります。

今回は多くの箇所で漆喰がはがれおちてしまっているため、出来るだけ早く工事をおこなう必要があります。

今回のように年月が経つにつれ、漆喰は劣化し、隙間やひび割れが生じやすくなります。

このような隙間から雨水が侵入すると、家の中に雨漏りを引き起こし、家具や建材に大きなダメージを与えるリスクが高まります。

漆喰をしっかりと補修することで、これらのリスクを予防できます。

しっかりと施工工事をおこなうことで、２０年ほど持つので長く安心して住むことができるようになります。

すでに剥がれ落ちてしまっている箇所や流れ落ちてしまっている葺土なども綺麗に清掃し、漆喰を丁寧に詰めなおしていきます。

鬼瓦や棟尻などの漆喰も剥がれ落ち、瓦の落下の心配もありましたがしっかりと巻き直し、今回の工事を終了しました。

工事が完了した後、漆喰を詰め直しただけですが、屋根はまるで新築のようも見え、工事を依頼して本当に良かったとご依頼主様から喜びのお言葉をいただきました。

屋根でお困りの方は街の屋根やさん高松店へお気軽にどうぞ！