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高松市にて複数箇所のひび割れを改善した屋根棟部の漆喰詰め直しの仕上げ工程
更新日:2026年6月6日
今回、住宅屋根の棟部漆喰に激しいひび割れが生じていたことから、詰め直し工事を行っています。
その屋根漆喰詰め直し工事は、前回、既存の傷んだ漆喰をすべて取り除いたところまでが完了しています。
そもそも棟の漆喰は、瓦を固定するとともに、雨水の浸入を防ぐといった重要な役割を担っています。
この漆喰が劣化して本来の役割を果たせなくなると、瓦のズレや葺き土の流出、棟瓦の崩れ、さらには雨漏りへとつながる恐れもあります。
そのため、定期的に状況を確認しながら、漆喰の詰め直しや棟の取り直しといった適切なメンテナンスを行い、機能維持を図っていくことが重要です。
今回は、漆喰の詰め直しを行っており、前工程で既存漆喰の除去が完了しているので、新たな漆喰を詰め直し、仕上げていきます。
新たな漆喰を詰め込み、コテで表面を均して仕上げていきます。
なお、この詰め込みの際には、雨水が入り込むような隙間を残さないことが重要です。
表面に隙間が残っていると、どれだけ良質な漆喰材を使っても、そこから雨水が侵入する経路になってしまいます。
コテを使って丁寧に押さえ込み、瓦との境目までしっかりと密着させることで、防水性能をしっかりと確保できるようになります。
漆喰の詰め直しが完了しました。
なお、漆喰は厚さの加減も非常に重要です。
厚さが薄すぎるとすぐに剥がれてしまう恐れがある一方、厚すぎると雨や風の影響を受けやすくなります。
そのため、現場の状況や既存の瓦との兼ね合いを見ながら、適切な厚みに調整することが求められます。
ただ詰め直せばよいのではなく、職人の経験と判断が活きる工程なのです。
その他、鬼瓦の周囲や棟瓦の取り合い部など、隙間ができる部分への漆喰の詰め直しも行っています。
漆喰詰め直し工事の完了後には、瓦の固定と防水という漆喰本来の役割をしっかりと回復させるとともに、見た目にも美しい仕上がりを実現できました。
なお、次回のブログでは、棟瓦に対するラバーロック工法の施工の様子をご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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