いわき市四倉町にて軒天から雨漏りが発生。雨漏り調査のプロが原因を特定！
更新日：2025年8月9日
今回のブログではいわき市四倉町にお住まいの方から雨漏り調査の依頼があり、原因の特定をさせていただきましたので詳しい内容の方をご紹介させていただきますね。
まず依頼内容ですが「ベランダ下の軒天部分に雨漏りしているようなので原因は何なのか調べてほしい」とのことでした。
予定を調整し速やかに調査に伺わせていただきました。
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雨漏りした部分は軒天が傷んでおり雨漏りによるシミも発生していました。
雨漏りが発生した部分を直さずそのままにしてしまうと様々な不具合に繋がる可能性があります。
1つは建材が腐食してシロアリが発生する可能性がありますね。
シロアリが腐食した建材を食べて耐久性を下げてしまい、最悪倒壊する恐れもあります。
2つ目に湿気によりカビが発生して健康被害を引き起こす可能性です。
目に見えないため体調を崩すまでわからないこともあり大変危険です。
こういったことに繋がらないようにするために、雨漏りに気づいたらすぐにプロの方に相談する必要がありますよ。
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調査したところ、ここが原因！というところは見当たらない状態でしたので、散水試験を行い原因となっている場所を特定することとなりました。
ベランダから雨漏りが発生する場合は笠木や防水部分から雨水が侵入している可能性が高いです。
特に笠木は継手部分が原因で発生する雨漏りが多くあります。シーリングの劣化などが主な原因となっていますね。
今回のお家もその可能性が高いため笠木部分は重点的に散水を行わせていただきました。
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パッと見ただけではわからない小さな傷や隙間から雨水が侵入している可能性があるためですね。
これにより目視での確認よりも正確に調査を行うことが出来ますよ。
散水試験をしていたところ、軒天のシミがあった部分からの雨漏りを確認しました。
サーモグラフィ写真の青くなっている部分が水が侵入して温度が変わっている部分になります。
笠木部分同士が重なる継手部分には雨水が侵入しないようにシーリング処理がされていますが、ここが劣化したため内部に雨水が侵入してしまっていたようです。
外に設置されているものなので常に紫外線や風雨にさらされているため劣化しやすい部分です。
もしお家や会社などにベランダがある場合は、傷んでいないか確認を行うなど定期的にメンテナンスしてあげることが雨漏りさせずに長持ちさせることに繋がりますよ。
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