梅雨が近づく季節となりました。ここのところ、立て続けに雨樋修理のご依頼を頂いています。

こんにちは。「街の屋根やさんいわき店」です。
今回は雨樋の部分交換についてご紹介したいと思います。

梅雨に入ると毎年のように雨樋の不具合に関するご相談を数多く頂きます。

『雨樋から雨水が漏れだしている』
『滝のように屋根から雨水が落ちてしまってる』
『雨樋の一部が割れてしまっている』
『雨樋に穴があいてしまった』

などご相談内容も様々です。

一か所のみの簡単な修理で済むケースもあれば、雨樋全体の交換を行う事例もあります。

正直、雨樋は屋根や外壁のように目立つ部分ではないため修理を後回しにされやすい箇所でもあります。

比較的すぐに修理を依頼される方もいれば、一部交換では修復できない状態まで放置されてしまうお客様もいらっしゃいます。
タイミングは人それぞれですので一概には言えませんが、雨樋一つでも色々な工事プランがございます。

また、火災保険を利用しての修理や交換工事が行える場合がございますので、現地調査の際は詳しい状況をお聞かせください。

放置されがちな箇所ですが、早めの修理や交換をオススメ致します

雨樋は、沢山の部材が使われています。
様々な建物の形状に対応するため、家ごとに部材の組み合わせ方が変わってきます。

屋根からの雨水を下へと排出するためにパズルのように組み合わせながら樋を繋げる作業を行っています。

軒樋の傾きの角度も家ごとに変えています。簡単なように見えて実はとても複雑な作業となります。

部分交換といっても、家ごとに使用されている商品や雨樋の大きさが異なりますので
一度現地にてご確認させて頂いてからのお見積り・交換作業といった流れになります。

お問い合わせを頂いた際に、『おいくらで作業できますか？』と必ずといっていいほど聞かれるですが、

・雨樋には沢山種類があること
・状態により修理や交換の方法が変わってしまうこと

をご説明させていただいております。

現地に確認にお伺いさせて頂いた際におおよその金額が出せますので、担当者から詳しくお聞きいただければと思います。

お電話の際にお伝えできるのが本当は一番なのですが、私は必ず現地にて確認してからお伝えいたします。
例えば、部材交換「8，000円」と仮にお伝えをして現地にいって見ると高価な雨樋で材料の価格も通常のものより高いものであることもまれにあります。
そのような場合「やっぱり15，000円です」と言われたら「え？？」となってしまいますよね。

もちろん一番最初に言ったお値段で工事できればよいのですが、種類や状態で金額もかわってきてしまうためお電話では判断ができないのです。

自分がお客様の立場だったら何度もコロコロ金額が変わってしまうとガッカリもするし、この業者で大丈夫なのだろうかと変に不安になってしまうと思います。
だからこそ、あえてお電話の際に確実ではない金額をお話しないと決めています。

軒樋の部分交換

先日いわき市にて行った軒樋の部分交換の際の写真です。

軒樋の裏側に変色・変形が確認できました。
全体的に劣化していた状態ではなかったため、この部分のみの交換作業を行いました。

写真が少なく文章でのご説明となってしまうのですが、

軒樋の部分交換の場合は、まず交換したい部分の軒樋を工具を使って切断します。

その後に新たな軒樋を先ほど切断した箇所のサイズに合わせてカットします。

軒樋だけでは樋同士を繋げることが出来ません。
ソケットという樋を繋げる役割を果たす部材を率いて取り付け作業を行います。
今回は両側の既存の樋に新たな樋を接続だったため、ソケットは2つ使用しました。

曲りの部分交換

こちらは曲り（まがり）の部分交換の際の写真です。

劣化が進み軒樋との接続部分が外れてズレてしまっています。
この状態ですと空いた隙間から雨水が漏れだし、大雨の際には滝のように落ちてきてしまいます。

また建物四隅の部分に使用する部材ですので、破損を放置されますと雨水が外壁などにも降り注いでしまい、外壁材の劣化に繋がる可能性もございます。

気が付かれた際は出来るだけ早く専門業者へ修理や交換をご依頼されて下さい。

漏れだした雨水の音でご近隣から苦情が来たなんてお客様も中にはいらっしゃいました。
私自身も、子どものころ自宅の曲りが壊れたまま半年以上、雨が降るたび滝のように水が落下しているのを眺めていました。
ご近所さんにも「雨音がうるさい！！」と言われたのを今でも覚えています。

早め早めの対策が必要ですので、お困りのお客様は一度「街の屋根やさんいわき店」までご相談ください。
お見積り・ご相談は全て無料で行わせていただきますのでご安心ください。