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東松山市で屋根リフォーム!カバー工法でコロニアルNEOの屋根を金属屋根に!美観と機能性を追求しました
更新日:2024年6月19日
問題あるノンアスベスト屋根材“コロニアルNEO”を機能性豊かな金属屋根にリフォームしました
東松山市にお住まいの皆さま、こんにちは(*^-^*)
街の屋根やさん坂戸店です!
今回は東松山市のお宅です。
築20年になるのを機に
屋根、外壁のリフォームを検討中とのことで
ご連絡をいただきました。
無料調査による現状から
屋根➡カバー工法
外壁➡塗装工事
をご提案、施工の運びとなりました。
今日ブログではカバー工法による屋根リフォームの様子をご紹介していきます。
まずは、無料調査時の屋根の様子をご覧ください!
ひび割れや欠けが屋根全体に多数あり、変色も顕著でしたΣ( ̄ロ ̄lll)
東松山市のお宅の屋根材、実は問題あるものだったのです...
問題あるものとは、コロニアルNEOという初期のノンアスベストのスレート屋根材のこと。
スレート屋根はセメントが主成分。そして当初は強度を上げるため、アスベストが含有されていました。しかし、アスベストによる健康被害が社会問題となったため、各メーカーがノンアスベストの屋根材を製造販売。開発が急がれたことによって、十分な検証が行われなかったため、初期に販売されたノンアスベスト屋根材は数年経つと、様々な劣化症状が報告されることとなってしまったのでした。
コロニアルNEOも、そのような劣化症状が多く報告される屋根材のひとつです。
代表的な劣化症状には、ひび割れ、欠け、変色があります。
こちらのお宅の屋根にも、その症状が現れていました。
このように脆い屋根材が使われていた場合、通常のスレート屋根のメンテナンスの選択肢である塗装は行うことができません。
コロニアルNEOと確定できる場合のメンテナンスは屋根カバー工法もしくは葺き替え工事の2択となります。
お客さまには詳細をご説明し、屋根カバー工法を選択いただきました。
屋根カバー工法は既存の屋根材(コロニアルNEO)は撤去することなく、その上に新しい屋根材で覆う工事になります。
解体工事がほぼ不要で廃材が出ないので費用が節約でき、工期も短くて済むことから、近年スレート屋根のリフォーム方法として人気のある工法です!
屋根カバー工法は廃材がほとんど出ない工事ですが、屋根の突起物は撤去しなければいけません。
突起物とは、屋根のてっぺんに設置されている棟板金、その下にある貫板、雪止めです。
棟板金、貫板は1本1本釘やビスを抜いて撤去します。
雪止めはサンダーという工具を用いてカットします。
屋根の上が平らな状態になれば、下準備は完了です!
次に防水紙を敷設していきます。
防水紙は屋根材では防ぎきれなかった雨水が建物内部に侵入するのを防ぐ働きをしてくれます。
屋根材の下にあるものなので、普段は見えませんが、実はとっても大きな役割をしているんですよ~!
防水紙を屋根全体に敷き詰めたら、いよいよ新しい屋根材を葺いていきます!
新しい屋根材はアイジー工業のスーパーガルテクトフッ素が採用されました。
遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮する金属屋根です。
遮熱性フッ素樹脂塗装によって高い耐久性も期待できます。
詳細はコチラ➤➤スーパーガルテクトフッ素
屋根材をすべて敷き詰めたら、最後に屋根のてっぺんを仕上げます。
まず、棟板金の下地となる貫板を設置します。
既存のものは木製でしたが、今回は樹脂製のものを取り付けます。
木製は水に弱いため、雨水が浸入すると、腐食が進行して棟板金を固定する力が弱くなってしまうのですが、樹脂製であれば、水に強いため、長期に渡って棟板金を固定し続けることができるため、安心です。
また、ステンレス製のSUSビスを使用して留めていくため、鉄の釘より錆びにくく、抜けにくいので、より固定力は強化されています。
貫板に棟板金を被せて仕上げます。
棟板金の継ぎ目の三つ又となる部分は、マスキングテープで養生したあと、防水のためコーキングを充填しました。
マスキングテープを使用することで、余分な部分にコーキングが付くことなく美しく仕上げることができます✨
以上で屋根カバー工法による屋根リフォームが完了です。
ボロボロのスレート屋根が軽量かつ機能性に優れた美しい屋根に変身しました。
次回は同じ東松山市のお宅の外壁塗装工事の様子をご紹介します。
お楽しみに(^_-)-☆
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