みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です！いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^♪

広島市佐伯区のお客様より、「10年程前に屋根の塗装をしてもらった。板金部のゴムのところが切れているみたいで雨漏りしないか心配」とのご相談をいただき、調査にお伺いしました。

【現場情報】
・２階建て木造住宅
・築30年以上
・スレート屋根

調査の結果、板金部のゴムのところとは、板金同士の接合部のコーキングことでした！コーキングの劣化が見られ、コーキング打ち替えを行いました。

コーキングは、乾燥して固まるとゴムのような性質になり、主に外部からの雨水浸入を防ぐ役割があります。

佐伯区の現場では、屋根にある板金同士の接合部を埋めてあるコーキング材が経年劣化により切れて隙間が出来ていました。
コーキングの耐用年数は、一般的に長くて10年程度と言われていますが、5年ほどで傷みが出てきます。

特に、屋根の上は雨風や紫外線の影響を受けやすい場所のため、劣化も早いです。

【コーキングの劣化症状】
・黒く汚れている
・剥離している
・ひび割れしている
・真ん中から亀裂が入っている

以上のような症状が見られます。
外壁の場合は、見えやすいので劣化にも気づきやすいですが屋根の上は普段は見えないので、屋根工事をされる際はコーキングも併せてメンテナンスをされてくださいね♪
屋根の状態を知ってメンテナンスを検討されたい方、ぜひ街の屋根やさん広島店の無料点検・お見積りをご活用ください(*'ω'*)

コーキングの補修補法には主に2種類があり、『コーキング打ち替え』と『コーキング増し打ち』があります。

今回は、コーキング打ち替えを行います。既存のコーキング材を全て撤去し新しいものへ打ち替える方法です。
はじめに、既存のコーキング材を撤去、その箇所を掃除をします。

その後、余計な箇所にコーキング材が付着しないようマスキングテープ養生をします。

佐伯区の現場のように、大棟と下り棟がある寄棟屋根の場合、Y字型の継ぎ目が天を向いているため雨漏りのリスクが高くなります。
普段は目につかない箇所ではありますが、雨水の浸入がないよう養生をして綺麗な仕上がりになるよう作業しています。

コーキング材をしっかりと注入したら、均一になるようヘラで均します。養生に使ったマスキングテープはコーキング材が乾燥する前に剥がしてしまいますよ！

約３時間で作業が完了いたしました。軽微な補修のため早く終わるのも大切ですが、屋根の上での作業なので安全にも考慮して丁寧に作業させていただきました！

【費用詳細】￥30,000

コーキング材にはいくつか種類がありそれぞれ用途が異なります。今回は『変性シリコン系コーキング材』を使いました。サイディング目地や、クラック補修、スレート屋根材の補修など外装補修に使われ、塗装が可能なものになります。

➡　屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

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