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広島市佐伯区、築40年2階建て一軒家!セメント瓦屋根の色褪せが気になるとご相談。セメント瓦についてご紹介!
更新日:2024年10月15日
みなさまこんにちは!街の屋根やさん広島中央店のブログをご覧いただきありがとうございます。
佐伯区のお客様より「瓦の色褪せが気になるので見に来てほしい」とのお問い合わせをいただき、無料の現地調査へお伺いした現場のご紹介です!
セメント瓦は今から40年ほど前に普及した屋根瓦の一種で、セメントと砂からできています。多くの瓦屋根住宅で使用されている日本瓦とは特徴やメンテナンス方法が大きく異なりますよ!
今回は、セメント瓦の特徴やメンテナンス方法についてご紹介しますので、最後までご覧くださいね(^^)/
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【セメント瓦屋根の調査をする現場について】今回調査を行ったのは、築40年程の2階建て木造住宅です。屋根材にはセメント瓦が使用されており、過去に塗装歴がありますが、最近色褪せが目立ってきて気になり始めたとのことで、お問い合わせをいただきました!
セメント瓦の主成分であるセメントには防水性がないため、表面を塗膜で保護する必要がありますよ!
【セメント瓦とは?】セメント瓦は、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根瓦です。1970年代から80年代にかけて、その安価さとデザインの豊富さから広く普及しましたが、現在では既に製造が終了しています。
理由としては、耐久性を高めるために今では使用が禁止されているアスベストを含んでいるものが多く、処分に多額の費用がかかってしまいます。このような観点から、現在では新規にセメント瓦を施工することはありません。
【メリット】
・日本瓦と比べると安価で軽量 ・耐火性が高い
【デメリット】
・表面を塗膜で保護しないと水を吸ってしまう ・割れやすく脆い ・アスベスト(石綿)を含んでいるものが多い
セメント瓦の屋根の美観や耐久性を維持するためには、定期的な塗装が大切です。使用した塗料の耐用年数や建物がある場所の環境にもよりますが、目安としては10年ごとに塗り直しを行うことが良いとされています。
セメント瓦を塗装する目安の劣化症状についてご紹介しますので、塗り直しの参考にしてくださいね!
①色褪せ、塗膜の剥離
色褪せしている場合は、塗料が劣化してきていることを示します。塗装が剥がれた部分は瓦本体が剥き出しの状態のため、雨水を吸収して劣化してしまったり、建物内部で雨漏りが発生したりする可能性もあります。塗膜の剥離は、塗装してから、10~15年程度で見られます。
②コケ・藻の発生
塗膜の表面が劣化して撥水性が低下すると、瓦にコケや藻が生えてきます。水分がその部分に溜まりやすくなって瓦そのものを劣化させてしまいます。
コケや藻を見つけたら、早めのメンテナンスが必要になります。
③瓦表面の風化
塗膜が剥がれてしまうと、瓦自体が露出していくため段々と風化します。セメントは水で少しずつ流れ落ちてしまうため、砂が表面に残りザラザラになっていると風化している証拠です。表面がザラザラしていると、コケの胞子が付きやすくなります。
そのほか、瓦本体の割れや棟瓦の漆喰剥がれなどが劣化症状として見られます。
そのほか、谷板金にも劣化が見られました。谷板金とは、屋根の2つの面が合わさる部分(谷)に設置される板金のことです。別名「谷樋(たにとい)」とも呼ばれます。
【谷板金の役割】
雨水の排水 屋根に降った雨水を効率的に集め、軒先へと導く役割。雨漏り防止 谷の部分は、雨水が溜まりやすく、雨漏りが発生しやすい箇所です。谷板金は、この部分に水が浸入するのを防ぎ、建物の内部への水の侵入を防ぐ役割。
【劣化症状】
経年劣化により、歪みや変形が起こることがあります。雨水の排水経路である谷板金に歪みや変形が起こると、排水が滞り水溜まりができてしまいます。
谷板金に水が溜まると、サビてしまい、放置すると穴が空くこともあります。
そのほか、雨水が溢れ出る、オーバーフローが起きることがあります。谷板金に歪みや変形が発生したことでオーバーフローを起こし、屋根内部への雨水侵入のリスクを高めてしまうことがあります。
塗装 色褪せしている、塗装が薄くなっているという時には塗装し直すことで性能が回復する場合があります。屋根塗装をされるタイミングで塗装をされると良いかと思います!
部分交換 コストを抑えることができますが、もしも元の古い部分に錆が残ってしまっているともらい錆で錆が新しい部分にも移ってしまい、せっかく交換した新しい部分が劣化してしまい、結果的に耐用年数が短くなってしまうことがあります。
全交換 谷板金に穴が空いていたり、歪んでいるような場合には板金そのものを取り換えることが一般的です。谷板金そのものを新しくすることで、不具合が払拭されて耐久性も向上します。錆びにくいステンレス製に取り替えることをお勧めします(^^)/
▼屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
瓦が割れてしまった場合、部分的に「差し替え」たり「葺き替え」を行うことができましたが、現在、セメント瓦の製造は中止になっているため、部分的な施工は難しくなっています。
■塗装 セメント瓦を保護する目的で行います。塗料が乾燥するとコーティング効果を持つ「塗料の膜」が作られ、雨水や紫外線によるダメージから守ってくれます。
塗料の効果は永久的でなく、一般的な塗料は10年ほどで効果を失うため、10年に一度を目安に塗装メンテナンスをおこないましょう。■葺き替え 既存のセメント瓦を撤去して、新しい屋根材を取り付ける工事です。劣化が激しく塗装で対応できない場合や、セメント瓦の耐用年数が経過している場合に用いられます。セメント瓦の耐用年数は30~40年ほどのため、30年に一度を目安に葺き替えをおこないましょう。
耐久性や耐震性に優れた「ガルバリウム鋼板」や「スレート」への葺き替えが主流です。
▼屋根葺き替えの事例と費用をご紹介!カバー工事とどちらがおすすめ?
街の屋根やさん広島中央店では、屋根の状態をしっかりと調査して、最適なメンテナンス方法をご提案いたします。屋根のメンテナンスをしばらくされていない方や初めてメンテナンスをされる方も、安心して弊社にお問い合わせください!
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