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広島市南区で貸倉庫の老朽化した屋根を葺き替えずにカバー工法を適用
更新日:2022年8月5日
足場の設置は近隣へのご迷惑にならないようにしています
今回の現場レポートは、広島市南区の貸倉庫の現場から屋根のカバー工法をお伝えします。
前回足場の設置をレポートさせていただいたのですが、足場は職人の安全を守るだけではなくお隣や裏の方など近隣のお家にご迷惑にならないように設置しています。
屋根のカバー工法を施工するにあたって、やはり屋根の上での作業には様々な道具を使います。
屋根の上での作業なので何か落下して、近隣のお家の車や建物に傷をつけたり、人に危険を及ぼすようではいけません。
近隣の方々が安心して生活していただけるように十分に配慮しています。
落下防止として、しっかりとネットを足場に設置し防御しています。
この辺りも近隣の方々に工事前にご挨拶とご説明をすることで、ご納得いただくようにしております。
また、台風や強風などの時には、必ずネットを貼りっぱなしにすることはなく風に煽られないようにまとめて支柱にくくりつける作業も行います。
工事をする側の常識として、近隣の方々にご迷惑をかける訳なのでご心配のないように心がけた行動を徹底しております。
足場が設置されネットも貼り終えると、いよいよ新しくカバー工法に使用するガルバリウム鋼板の金属屋根材を屋根の上にクレーンを使用して荷上げの作業をします。
かなり長尺の屋根材なので1枚1枚の重量はそこそこあります。
しかし、屋根材としては軽量なため地震災害の時の耐震性も安心です。
既存の屋根はそのまま残すのがカバー工法なので、今まで以上に屋根は重くなってしまうことになりますが、それを少しでも軽減できるのがこの屋根材なのです。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなるアルミ亜鉛合
金メッキ鋼板です。
アルミニウムの特徴である犠牲防食機能によって、従来の鋼板よりもさらに耐久性に優れている屋根材といえるでしょう。
今回は、足場のネットと屋根材の荷上げ、ガルバリウム鋼板の簡単な解説をさせていただきました。
詳しい施工の流れを知りたい方はこちらを参考にしてください。前回の雨樋の交換についての記事はこちら
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