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倉敷市玉島で築40年のいぶし瓦屋根の雨漏り調査です
更新日:2021年7月3日
倉敷市玉島で築40年の「いぶし」瓦屋根の調査です。「いぶし瓦」とは陶器瓦と同じく粘土素材の瓦なのですが、釉薬(ユウヤク)と言うウワグスリを掛けて焼き上げる陶器瓦と違い、釉薬を使わず焼き上げの最終工程で蒸す工程が加わる為、いぶし瓦と言われている様です。
40年が経過した「いぶし瓦」はどんな状態なのでしょうか?
また多少ですが雨漏りが発生しているとの事です。入母屋形状の屋根ですので、雨漏り発生の多い隅棟、ケラバ周辺を重点的に見ていきます。
今回はドローンを使用して調査を行いました。
斜めに見えている錆びついた谷板金です。
40年間放置の板金ですので当然でしょう。
材質も現在主流のガルバリウム鋼板、SGLではなく、おそらく「
トタン」でしょう。
トタンとは表面に亜鉛メッキを施した鋼板です。ガルバリウム鋼板と比較して耐久性、錆に対しても劣ります。
下屋根上のハイ樋が見えます。
塩ビ製ですが、褪色は目立ちますが大きな損傷はないようですね。
入り母屋の隅棟です。上部付近の取り合い部は入り母屋屋根の雨漏りの定番箇所です。
耐久性の高いいぶし瓦ですが、40年経過すると色々な不具合は出てきます。色むらはいぶし瓦特有の現象で、不具合ではないのですが、所々に表面剥離、欠け等が見られます。部分的な差し替え、また漆喰補修、谷板金入れ替えなどは必須ですね。瓦の耐久性より劣るのが、下葺き材です。当時の下葺き材の品質では、すでに防水性は期待できないでしょう。瓦の場合、カバー工法も出来ない為、長期的な安心を求めるなら新しい屋根材への葺き替えも考えたいですね。
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〒702-8025
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