改修前のセメント瓦の状態です。ここまで劣化すると、塗装も不可能です。一度も塗装等のメンテナンスはされてなかったみたいです。雨漏りもしていたようです。

葺き替え工事が完了した屋根です。こちらで使用した屋根材はガルバリウム鋼板製の板金縦葺きで立平葺きと言われています。以前は縦葺きとなると、木材の芯木を使用した、瓦棒でしたが、現在では、板金だけで構成できる「立平葺き」が一般的になっています。瓦棒では木材が雨水を吸水し腐食することにより、屋根板金のめくれなどの不具合の発生が出てきました。板金のみで構成される立平では、その心配がありません。ガルバリウム鋼板ですので耐久性も向上しています。

シンプルですっきりしたデザインになってます。このデザインが気に入って選ばれる方もおられます。既存が瓦でしたので、撤去が必要ですが、カラーベスト屋根とかフラットな屋根材でしたらカバー工法も可能です。立平はR形状の屋根にも使用が出来るのも特徴です。

完成した屋根面です。瓦屋根からかなり変化しましたね。モダンな現代風の屋根になりました。

棟包部分です。こちらもカラーベストと同様の収まりとなってます。すべてが同色の板金ですので一体感があります。屋根材の中では比較的安価な事も魅力ですね。今後もますます採用されていくでしょう。こちらの屋根材をお考えなら立平葺きの施工実績の豊富な当社にご相談してください。お待ちしております。