先日調査をさせていただいたお客様の工事がスタートしました。まず最初に近隣にご挨拶をさせていただき足場を立てさせていただきます。周りをメッシュシートで覆い近隣の方のご迷惑にならないようにしていきます。
今回は屋根の棟取り直しと外壁塗装がありますので、入念にメッシュを貼らせていただきます。
近隣の方も、ご挨拶させていただいたときには気持ちよく了承してくれました。
以下お客様とのやり取りです。
お客様「足場ってこんなにしっかり立てるんですね。」
平間「はい。建築基準法でも指定されており、はしごでの作業は危険を伴うので、禁止されています。」
お客様「そうですよね。落ちたら大変ですよね。」
平間「全国で見ると、まだまだ、安全を考えていない業者もたくさんいて、労災が建築業がダントツトップですね。」
お客様「そうなんだ！うちは、安全作業でお願いします。」
平間「承知しました。よろしくお願いします。」

早速、棟の瓦を外してみました。すると、高所カメラでは見受けられなかった劣化が見えてきます。こちらの写真は棟瓦を外した様子になります。屋根漆喰が茶色くなってるのがわかります。瓦との接地面は水が吸い上げ、黒くにじんでおります。こうなってしまうと、漆喰の部分から水が吸い上げてしまい雨漏りの原因となってしまいます。
今回の工事はこちらを全て撤去させていただき、耐震金具を使い、棟瓦を固定して行きます。なので地震にも強くなり、台風にも強くなります。

耐震金具を取り付け周りを漆喰で覆って棟瓦を取り付けて屋根の漆喰は完了となります。
施工前と比べて、漆喰も交換されこれで雨漏りの心配ありません。

一階の屋根の上の雨押えの部分も、漆喰をいれていきます。こちらに関しては下から見えるので、お客さんにも見ていただき大変喜んでいただきました。
雨押えの部分からの雨漏りの被害は非常に多いので注意が必要となります。
以上で。今回のご紹介を終わりにさせていただきます。