西宮市屋根材のカラーベストが傷んできている補修方法を知りたい
更新日：2022年3月26日
飛び込み業者のお声かけがきっかけとは言え、お客様にお家の築年数をお伺いさせて頂いたところ、築25年程だという事でした。
屋根に使用しているカラーベスト材は、家を建てた時から徐々に劣化していくものなので、ちょうどよいタイミングでの点検になったかと思います。
屋根に登りカラーベスト材の傷み具合を確認していきます。
カラーベスト材の表面にこけが生えてこびりついていました。
またカラーベスト材の表面に塗装されていた防水保護膜も劣化によって剥がれて砂のようになっています。
カラーベスト材表面にはカラーベスト材の劣化を防ぐ為に防水塗装がされています。先程も出てきましたが、カラーベスト材の成分はセメントとケイ石が主成分の為、水気に弱く、沢山の水分を吸収するとぼそぼそになってきます。
またカラーベスト材はとても軽いです。その分厚みが5ミリほどしかなく、劣化が進むと少しの衝撃でカラーベスト材本体の表面にヒビがはいったり、部分的に欠けたりします。大きく割れる事もあります。
その為、防水塗装を施してカラーベスト材表面を保護しています。
それでも年数が経つにつれて最初の段階で防水保護されている塗装も効果がなくなっていきます。
余りに傷みがひどくなると、カラーベスト材に塗装の保護が出来なくなり、不必要な費用をかけて屋根材を修理する事になります。
その為、基本的には劣化のサインが出てきた段階で修繕をさせる事だ大事だとお伝えさせて頂きました。
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