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宇治市 瓦屋根修繕の現地調査を行いました。
更新日:2023年7月7日
宇治市で向かいの家で工事をしていた業者が屋根瓦に不具合があるので、点検させて欲しいと言われ点検してもらい、屋根の修繕の提案をもらったが、あまりにも修繕の見積もりが高かったので、瓦屋根の点検と現状を確認して修繕が必要なら提案と見積もりをして欲しいと言われ、現地調査を行いました。
全体的に瓦がずれていると言われたとの事なので、全景を撮影して瓦の並び方を確認していきます、瓦は碁盤の目のように縦と横のラインを見る事でズレの確認をします。 この画像を見る限り、激しい瓦のズレはありません。 地瓦が一枚コーキング補修されているのが発見しましたので新しいものに差し替えで見ておきます。
割れている瓦をコーキング補修するだけでは将来的に、雨漏りが発生する可能性があります。
色々と角度を変えて瓦屋根を確認していきます。瓦の下部分と横部分にミミズが這っているかのように雑にコーキングが打ち込まれています。
棟のしっくい部分の画像です。 しっくいの剥がれが 確認できます。 しっくいの剥がれを放置しておくと、土が剥き出しになり、雨がふった際に乾いた土がスポンジのように水を吸い上げ雨漏りの原因になる可能性が非常に高くなります。
瓦の下部分にもコーキングが打ち込まれています。 瓦の下部分は雨の流れ出す場所なので、ここにコーキングを打ってしまうと瓦と瓦に入り込んだ雨水が排水できなくなり雨漏りの原因になることが非常に多いのでこのコーキングは早急にカッターナイフなどで削り取る必要があります。
袖部分と地瓦の取り合うところに大きなズレを発見しました、こういう場所はズレを直して、瓦の山にコーキングを打ちズレないようにします。
今回の調査で色々と修繕する場所がありました、上記内容で比較検討していただくことになりました。
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