建物が30年を迎える為、建物の定期点検にハウスメーカーの営業マンが現地調査を行い屋根、外壁ともに塗装で強くススメられた

ハウスメーカーの建物で建築年数が27年、外装のリフォーム歴は10年目に屋根、外壁塗装、20年目に屋根、外壁塗装を堅実に外装リフォームをしてこられ、今回、定期点検に来たハウスメーカーの営業マンに屋根、外壁塗装をススメられたがあまりにも高額な施行金額と屋根の塗装よりもカバー工事を希望していたが担当営業マンに完全否定され、今回は施工業者に直接話をして工事内容や屋根材の選定、それに関わる副資材（ルーフィングなど）を　色々話し合いながら決めていける業者を探しているという事で街の屋根やさん京都南店にご連絡いただきました。

早速、屋根に上がり瓦の状態をチェックしていきます、屋根瓦はカラーベストで塗装を２回しているにもかかわらず、きちんと縁切りをされていて状態は悪くなさそうでしたが、谷周辺にかなりの枚数のベストの割れが多くありました。　　　　原因は確実には分かりませんが自然に割れる事あまり考えられないので、もしかすると施行中に目にも見えないひび割れ（ヘアクラック）が経年経って割れになってしまっているのかもしれません。

棟板金の画像ですが、これはもう完全に施行ミスです。水の流れ方向に対して棟板金の重なりが逆になっている為、水が流れるたびに棟板金の重なり部分に水が流れ込む構造になってしまっています。　幸いにも室内には雨漏りはないとの事でしたがカラーベストの下には漏水していると推測されます。

雨といも一部、勾配（傾き）が非常に悪いところがあり、軒といに水が溜まって流れなくなっている箇所があるので、雨といの交換も提案させていただきます。

物の最頂部分に鳥小屋のような物があります、これは棟部分から換気をしている、家全体の空気の循環をする全館空調システムの換気棟でした。　今回、依頼者様の希望はカラーベストの上にカバー工事を希望されていますのでこの部分は塗装での対応を提案させていただこうと思います。
今回のカバー工事の提案する屋根材はルーガ鉄平、スーパーガルテクト、リッジウェイの３パターンでご提案させていただきます。