現場ブログです。
現地調査にお伺いし屋根の状態や、お客様との相談の結果。
これから娘さん夫婦も一緒に同居されて長く住まれるそうで、耐用年数が長く軽量で地震に強いスーパーガルテクトに屋根をリフォーム工事することのなりました。

棟板金などの板金類を撤去した後。
新しい防水シートを全面に張ります。
既存の屋根材を撤去しないので、工数が減りコストもカットすることができます。




カバー工法：現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法

屋根材コスト比較：各種屋根材の初期費用と維持費用を合わせたコスト比較

各種屋根材の耐久性ランキング

谷樋板金と谷板金の納まりには注意が必要です。
谷樋から溢れたり、跳ね返った雨水が谷板金の隙間から浸入する可能性があるからです。

谷板金の張り出しに注意しながら施工します。

換気棟がある住宅です。
私は換気棟オススメ派です。

換気棟とは：軒下から棟へと換気の流れをつくる換気棟。
軒先に設けた換気（吸気）孔から外気を取り入れ、屋根の棟（頂部）に設けた換気（排気）口から、
小屋裏内にこもった熱気や湿気を排出するのが、小屋裏換気です。

寒い冬では結露対策になり、暑い夏では室内温度上昇を抑制してくれます。
通常、外気の取り入れは軒下に設けた換気口（吸気口）から取り入れます。

熱は上部に集まるので、電気を使わず、屋根裏にこもる熱気を自然排出してくれる換気棟は、換気をする上ではとても理にかなった方法です。

換気棟を納めて京都府宇治市で換気棟のあるスレート屋根のリフォーム工事が完工です。