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京都府綴喜郡井手町で確認した瓦屋根の壁際と水切り板金の隙間・継ぎ目の点検状況
更新日:2026年8月15日
京都府綴喜郡井手町のお客様から、雨が続いたあとに屋根の取り合い部分が気になるとのご相談をいただき、私たちで現地調査に伺いました。
お話をうかがうと、以前に補修したような跡が見えており、このままで大丈夫か一度しっかり見てほしいとのことでした。
現場で屋根全体を確認すると、青い釉薬瓦が印象的で大きな割れが目立つ状態ではなかったものの、壁際と上下の屋根が接する狭い納まりは雨水の通り道が複雑になりやすく、細かな点検が欠かせないと感じました。
今回は、瓦の端部、水切り板金の状態、板金の継ぎ目や瓦との隙間、そして雨水がきちんと外へ流れる構造になっているかを中心に確認しています。
まず目に入ったのは、壁際に沿って納められた水切り板金と、そのすぐ脇に並ぶ瓦の取り合いです。板金自体は設置されていますが、近くで見ると板金の納まりが繊細な部分で、瓦との間にわずかな空きが生じやすい形状でした。こうした箇所は、通常であれば雨水を受けても外へ逃がす役目がありますが、板金が浮いたり、端部の位置がずれたりすると流れが変わり、雨水が滞留しやすくなります。特に壁際は風を伴う雨の影響を受けやすいため、見た目に大きな破損がなくても油断しにくい部分です。狭い隙間をすべて塞いでしまうと、かえって排水の逃げ道を妨げることもあるため、表面だけ見て単純に判断できない状態でした。
壁際をさらに追っていくと、白い補修材が使われている部分があり、瓦の際と壁の取り合いに手が加えられていることが分かりました。補修材の周辺には細かなすき間が残っており、水切り板金の内側も暗く見えるため、雨水の通り道がどうなっているかを丁寧に見極める必要があります。補修そのものが直ちに不具合というわけではありませんが、経年で硬化した材料は動きに追従しにくくなり、瓦や下地のわずかな伸縮で切れやすくなります。そうなると、表面では防いでいるように見えても、実際には板金の継ぎ目や壁際の取り合いから水が入り込む可能性が出てきます。特にこのような細い納まりでは、繰り返しの雨で内部に湿気がたまると、見えない部分の防水紙や下地へ負担がかかるおそれがあります。
上下の屋根が交わる狭い部分は雨水の流れを慎重に見ます
上下の屋根が接する箇所では、壁際と板金、瓦の端部が一度に集まっており、構造的にとても注意が必要な部分でした。板金が斜めに納められ、その上を配線が横切っているため、点検では単に隙間の有無だけでなく、雨水がどこから入り、どこへ抜けるのかを考えながら確認します。白い補修材が部分的に使われているものの、すべてのラインが連続して密着しているわけではなく、納まりとしては複雑です。こうした取り合いで無理に充填材を増やしすぎると、本来流れるべき雨水の出口をふさいでしまうことがあります。その結果、雨が一時的にたまり、かえって内部側へ回り込みやすくなることもあるため、放置も過剰補修もどちらも注意が必要です。写真だけで雨漏り原因を断定はできませんが、慎重な再確認が必要なポイントといえます。
屋根全体を見ると壁際の納まりを優先して点検すべき状態でした
少し離れて全体を見渡すと、青い瓦屋根そのものは大きく崩れている印象ではありませんでしたが、棟から壁際へ向かうラインや、上下の屋根が近接する範囲は、雨仕舞の良し悪しが結果に出やすい配置でした。屋根面が健全に見えても、実際の不具合はこうした狭い取り合い部分に集中することが少なくありません。外から見える隙間だけを埋めて済ませてしまうと、原因が解消されないまま症状が繰り返されることがあります。今回の現場でも、表面の瓦だけでなく、水切り板金の固定状況や継ぎ目、瓦との重なり方まで含めて確認する必要性を強く感じました。
雨水の逃げ道を残しながら必要な範囲を補修することが大切です
今回の井手町の現地調査では、優先して見直したいのは壁際と水切り板金の納まりです。
まずは浮きや動きがある板金があれば、ビスや下地の状態を確認したうえで再固定し、傷みが出ている部分はガルバリウム鋼板などを用いた部分交換を検討するのが基本になります。
そのうえで、瓦の端部が板金に対して無理のない位置に納まるよう調整し、必要な箇所だけ補修するのが安心です。
大切なのは、隙間を一律にコーキングで埋めるのではなく、雨水が屋根の外へ流れる経路を保つことです。
もし調査を進める中で内部への浸入が疑われる場合は、瓦を一部めくって防水紙や野地板の状態まで確認し、表面補修で済むのか、下地から手を入れるべきかを判断していきます。
私たち街の屋根やさんでは、こうした複雑な壁際の取り合いも現地で丁寧に確認し、無料調査・無料見積もりで必要な工事内容を分かりやすくお伝えしています。
地域密着で対応しておりますので、屋根のすき間や板金の浮きが気になるときは、早めの点検で不安を軽くしていきましょう!
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