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京都市北区で確認した雨樋詰まりと這樋接続部の隙間、瓦屋根で進む排水不良の現地調査
更新日:2026年8月3日
京都市北区のお客様から、雨の日に屋根まわりで水があふれている気がするので一度見てほしい、というご相談をいただき、私たちで現地調査に伺いました。
これまで大きな修理はしていないとのことで、特に瓦屋根の上を通っている這樋まわりが気になるご様子でした。
実際に建物を見上げると、瓦屋根は大きく崩れている印象はないものの、雨水を受ける軒樋や集水器、そこからつながる這樋に経年による汚れやズレが見られ、排水機能の低下が進んでいる状態でした。
雨樋は普段あまり意識しにくい部分ですが、詰まりや接続不良を放置すると雨漏りの入口になることもあるため、細かく確認していきます。
瓦屋根の上には茶色の這樋が通っており、下屋根の板金面をまたぐように設置されていました。這樋そのものに大きな破断までは見られませんでしたが、表面には色あせや汚れがあり、固定部も年数相応に傷んでいる印象です。こうした屋根上の這樋は、紫外線や風雨の影響を受けやすく、わずかなズレや接続部のゆるみが起きると、流れるはずの雨水が途中で漏れ出すことがあります。漏れた水が板金面や瓦の際に繰り返しかかると、屋根材のすき間への回り込みにつながるおそれがあるため、見た目以上に注意が必要です。
屋根全体を確認すると、軒先に沿って長く雨樋が設けられており、集めた雨水を一か所へ流すつくりになっていました。瓦屋根は面積がある分、強い雨のときには短時間で多くの水が流れ込みます。そのため、軒樋の内部に泥や苔、細かなゴミがたまっていると流れが追いつかず、雨水が樋の外へあふれやすくなります。今回は外側からでも汚れの蓄積がうかがえ、排水経路が狭くなっている可能性が高い状態でした。あふれた雨水が外壁や軒先をぬらし続けると、周辺部材の劣化を早める原因になります。
外壁際では、這樋と竪樋が曲がり継手を介して接続されていましたが、接続部分に隙間があり、納まりにもやや無理が出ていました。継手まわりには補修されたような跡も見られ、固定状態が安定しているとは言いにくい状況です。ここは雨水が集中して通る箇所なので、ズレや変形があるまま使い続けると接続部から漏水しやすくなります。特に瓦の上で漏れた水は、その場で流れ去るとは限らず、瓦の重なりや下地側へ入り込むことがあるため、雨漏りにつながる前の対処が大切です。
軒樋の中をのぞくと、底に泥状の堆積物がかなりたまっており、長い時間をかけて汚れが蓄積してきたことがわかりました。落ち葉のような大きなゴミだけでなく、土ぼこりや苔が湿気を含んで固まり、樋の底を埋めるような状態になると、水の通り道がどんどん狭くなってしまいます。こうなると普段の小雨では流れていても、大雨のときだけ一気にあふれることがあり、不具合に気づきにくいのも厄介な点です。樋の中の詰まりは見えにくい分、気づいた時には症状が進んでいることも少なくありません。
集水器の内部も確認すると、排水口へ向かう部分の周辺に苔や汚れが見られ、雨水の入口として十分に機能しにくい状態でした。集水器は軒樋から流れてきた水を這樋や竪樋へ落とす要所なので、この部分が詰まると上流側の軒樋全体に水が滞留しやすくなります。結果として、雨水が樋の継ぎ目や端部からあふれたり、風を伴う雨の際に建物側へ吹き返したりするおそれがあります。部分的な汚れでも、排水口まわりの詰まりはオーバーフローの直接原因になりやすいため、優先して改善したい箇所です。
今回の調査では、軒樋内部の泥や苔、細かなゴミの堆積、集水器まわりの詰まり、そして這樋と接続部の隙間や変形が主な問題として確認できました。
優先順位としては、まず雨樋、集水器、這樋の内部をしっかり清掃し、排水口の詰まりを解消して本来の通水性を取り戻すことが先決です。
そのうえで、這樋と集水器、継手まわりの接続位置と固定状態を調整し、傷みが強い部分は塩化ビニル製の継手や支持金具を用いた部分補修または部材交換、必要に応じた防水処理を行うのが現実的だと私たちは判断しました。
最後に通水試験を実施し、雨水が正常に流れるか、接続部から漏れが出ないかまで確認することで、修繕後の安心につなげられます。
雨樋全体をすぐ交換する方法もありますが、今回のように清掃と部分補修で機能回復が見込める場合は、必要な範囲に絞って施工したほうが費用を抑えやすくなります。
京都市北区をはじめ、京都市南区・伏見区・山科区・宇治市・城陽市・向日市・長岡京市・八幡市・京田辺市・久御山町周辺で、雨樋の詰まりや水のあふれ、這樋の破損、屋根の雨漏りでお困りの方は、街の屋根やさん京都南店へご相談ください。
「雨樋全部を交換しないと直らないのでは」と不安な場合も、まずは現地を確認し、清掃や部分補修で直せる方法からご提案します。
小さな異変を放置せず、修理費用が大きくなる前にお気軽にお問い合わせください。
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