宇治市の皆様、街の屋根やさん京都南店です。今回は工事中にお隣さんから声をかけてもらい、瓦屋根の戸建て住宅を現地調査した事例を紹介していきます。

今後外壁をサイディングでカバーし、屋根を軽量の屋根材に交換する規模の大きいリフォームをご希望でした。屋根は重量が重たくなるほど、地震の影響による倒壊リスクが上がります。

当記事では現地調査におうかがいした事例を通じて、地震に弱い屋根の特徴や対策方法などを中心に概要を紹介していきましょう！

地震に弱い弱点を抱えている瓦屋根

ご相談いただいた住宅は、国内で広く普及している陶器瓦が使用されていました。陶器瓦とは粘土を焼き上げて作るため、半永久的とも言われるほど耐久度が高い屋根材です。

屋根塗装といったメンテナンスも不要で防水性も高く機能性に富んだ一方で、屋根の重量が非常に重たいといった弱点を抱えています。

瓦屋根には葺き土を用いて固定する湿式工法と、木材に引っ掛けて固定する乾式工法の二種類が存在します。湿式工法は築年数の経過した住宅に多く採用されており、現代ではガイドラインにより新築には施せません。

湿式工法の瓦は固定力が弱く、地震で大量の瓦が落下する恐れがあるためご注意ください。

今回ご相談いただいたお客様は、軽量の屋根材への葺き替え工事をご希望のため、以下の3種類の屋根材をご提案させていただきました。

・ルーガ：セメントを主成分とした樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦
・スーパーガルテクト：ガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えた高機能の金属屋根材
・アスファルトシングル：ガラス繊維をアスファルトでコートした屋根材

瓦屋根は約6トンと、軽自動車7〜8台分の重量をほこります。今後の巨大地震に対する対策としても、軽量の屋根材への交換を検討してみると良いでしょう。

葺き替え工事も街の屋根やさん京都南店にお任せ！

葺き替え工事は既存の屋根材を解体し、新たな屋根材を導入する大掛かりで高度な技術が要求される屋根工事です。悪質な業者に依頼すると高額な費用が発生したにもかかわらず、雨漏りといった不具合が発生してしまう恐れも……。

未然に屋根リフォームでの失敗を防ぐためにも、過去実績豊富でお客様の声を確認できる経験豊かな業者への依頼をぜひ検討してみましょう。屋根工事は街の屋根やさん京都南店まで、ぜひお気軽にご相談下さい！