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水戸市 台風でトタンがめくれた屋根を現場調査|ブルーシートで応急養生
更新日:2026年10月23日
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
水戸市のお客様から、『台風でトタン屋根がめくれてしまったので、見てほしい』と、ご相談いただきました。
6月下旬に現地を調査したところ、横葺きの長いトタン屋根材が2枚飛ばされ、下地の野地板(ざら板)が剥き出しになっている状態を確認。さらに、雨水の影響で傷んでいる箇所も見つかりました。
屋根の葺き替え工事をご注文いただきましたが、台風6号による被害が集中していたため、施工は9月中旬以降となる見込みでした。そこで、残ったトタンをビスで仮止めするとともに、工事までの間、雨水の浸入を抑えるためブルーシートで養生した次第です。
今回は、実際の現場写真を交えながら、調査から応急処置までの流れをお届けします(╹◡╹)
2026年6月の台風6号では、水戸市をはじめ茨城県内各地から、当店にも屋根被害のご相談が相次ぎました。
このため、調査するだけでもてんてこまいとなり、順番にお伺いしたものの、6月下旬になってしまいました。被害に遭われたお客様からすると、『一刻も早く直したい』と思われるのは当然ですよね。しかし、災害時は調査も施工も、お時間をいただくことがありますm(_ _)m
現地に到着すると、横葺きの長いトタン屋根材が2枚飛ばされ、下地の野地板(ざら板)が広い範囲で剥き出しになっている衝撃的な光景が、まず目につきました(O_O)
トタン屋根は軽量な反面、固定部分が劣化すると強風でめくれたり、飛散したりすることがあります。飛ばされた屋根材が周囲の建物や人に被害を及ぼす危険性もあるため、注意が必要です。
ちなみに、横葺きトタン屋根とは、細長い金属板を軒先と平行に重ねて施工した屋根です。今回のように屋根材が大きくめくれると、その下にある野地板が雨風にさらされ、雨漏りや木材の腐食につながるおそれがあります。
飛散したトタン屋根材と、その下にある野地板の状態を詳しく調査した様子を見ていきましょう。
台風で飛ばされたトタンは大きく折れ曲がり、表面には広範囲にサビが発生していました(>_<)
長年の雨風によって劣化が進んでいたと考えられ、再利用は難しい状態です。
また、屋根材が剥がれた部分を確認すると、本来は雨水の浸入を防ぐ役割を持つ防水紙が見当たりませんでした。屋根材の下に防水紙がない場合、トタンの継ぎ目などから入り込んだ雨水が、直接野地板に達するおそれがあります。
露出した野地板を詳しく確認すると、
ざら板の一部が雨水の影響で腐食していました。腐食の状態から、今回の台風以前から雨水の影響を受けていたと考えられます。野地板は屋根材を支える重要な下地です。木材が腐食するとビスや釘を保持する力が弱まり、強風によって屋根材がめくれやすくなることがあります。今回も、こうした下地の劣化がトタンの飛散に影響した可能性が考えられました。
台風で2枚のトタンが飛散していましたが、屋根にはまだ一部のトタンが残っていました。
屋根材がめくれた場合、残った屋根材も固定力が弱まっている可能性があります。また、飛散したトタンは鋭利な部分もあり、取り扱いには注意が必要です。ご自身で屋根に上がったり、無理に屋根材を戻そうとしたりせず、専門業者に点検や応急処置をご相談くださいね^^
なお、
このままの状態で強風を受けると、『残った屋根材までめくれるおそれがあるな』と考え、ビスを使って仮止めをして調査を終えました。
現場調査の結果を踏まえ、傷んだ野地板の補修を含めた屋根の葺き替えをご提案しました。
今回の現場では、トタン屋根の飛散だけでなく、下地のざら板にも腐食が確認できました。
飛ばされた部分だけを修理する方法もありますが、傷んだ下地を残したままでは、屋根材をしっかり固定できるかどうか心配が残ります。そこで、既存のトタンを撤去し、腐食したざら板を交換したうえで、構造用合板を増し張りすることにしました。その後、防水紙を敷設し、耐食性に優れたガルバリウム鋼板で屋根を葺き替える計画です。
お客様にも修繕方法をご説明し、屋根の葺き替え工事をご注文いただきました。
しかし、台風6号による屋根被害が集中し、修理のご依頼が相次いでいたため、工事の着手は9月中旬以降となる見込みでした。6月下旬の調査から約3ヶ月、お客様には長期間お待ちいただくことになります。
とはいえ、野地板が剥き出しになった状態で、ずっと雨風にさらし続けるわけにはいきません。そこで、工事までの間、雨水の浸入を抑えるため、ブルーシートで屋根を養生しました。
ただし、ブルーシートはあくまで応急処置です。強風などでシートが傷んだり、固定が緩んだりすることもあるため、無理に屋根へ上がらず、施工業者へご連絡くださいね。次回は、腐食したざら板の補修と、構造用合板による屋根の下地づくりをご紹介します。
水戸市で行った、台風によるトタン屋根の被害調査と、ブルーシートによる応急養生の様子をご紹介しました。
台風で屋根材がめくれたからといって、必ずしも屋根全体を葺き替える必要があるわけではありません。被害の範囲や下地の状態によっては、部分的な修理で済むこともあります。
『屋根の一部が浮いている気がする』『修理が必要なのか分からない』という段階でも大丈夫です。まずは屋根の状態を確認し、どこまで直す必要があるのか、一緒に考えていきましょう( ^ω^ )
台風によるトタン屋根の被害と応急処置に関するよくいただくご質問3選
台風でトタン屋根がめくれた場合、すぐに修理が必要ですか?
屋根材がめくれると、下地の野地板が雨風にさらされ、雨漏りや腐食につながるおそれがあります。また、残ったトタンが強風で飛散する危険性もあるため、早めの点検と修理をおすすめします。
トタン屋根の修理まで時間がかかる場合、どうすればよいですか?
工事まで時間がかかる場合は、専門業者にブルーシートなどで応急養生してもらう方法があります。雨水の浸入を抑え、屋根下地を保護する役割があります。
台風でトタン屋根がめくれた場合、部分修理と葺き替えのどちらがよいですか?
被害の範囲や屋根下地の状態によって判断します。トタンの一部だけが傷み、下地に問題がなければ部分修理も可能です。一方、広範囲に飛散し野地板の腐食が確認された場合は、葺き替えを検討します。
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