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ひたちなか市 台風で屋根材が飛散|塗装歴のあるパミール屋根を調査
更新日:2026年10月22日
茨城の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
ひたちなか市のお客様より、台風で屋根材の一部が剥がれて飛散したとのご相談をいただきました。
こちらの屋根は14年前に塗装されており、現在のところ雨漏りはないそうです。
すでに住宅会社へ見積りを依頼されていましたが、費用や工事内容を比較したいとお考えになり、当店にも調査をご依頼くださいました。
調査を進めると、使用されていた屋根材はパミールと判明。一般的なスレート屋根とは異なる傷み方が見られました。
屋根材が強風で飛ばされたと聞くと、真っ先に心配になるのは雨漏りではないでしょうか。お客様のお話では、幸い室内への雨漏りは見られていないとのことでした。
ただし、雨漏りが発生していないからといって、屋根に問題がないとは言い切れません。
スレート屋根は、屋根材の下に敷かれた防水紙も雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。そのため、屋根材の一部が破損していても、すぐに室内へ雨水が入り込むとは限らないんです。
とはいえ、
屋根材が欠けた場所では防水紙への負担が増える可能性があります。
まずは飛散した箇所だけでなく、周囲の屋根材にも同じような傷みがないかを調べていきます
(*ˊᗜˋ*)/
調査で分かったのは、こちらの屋根に使用されていたのがパミールというスレート屋根材だったことです。
パミールは、かつてニチハから販売されていた屋根材で、
経年により屋根材の表面が何層にも剥がれていく「層間剥離」が見られることがあります。
一般的なスレート屋根でも、色あせやコケ、ひび割れなどは発生します。
しかしパミールの場合、表面の塗膜だけではなく、屋根材そのものが薄い層に分かれて剥がれていく点が特徴です。
こちらのお住まいでも、パミール特有の傷みが見られました( •̀ㅁ•́ ; )
屋根材の表面が薄く剥がれたり、端からめくれ上がったりすると、強風を受けた際に剥がれた部分が飛散する可能性もあります。
台風で飛ばされた屋根材も、すでに層間剥離が進んでいた部分が強風の影響を受けた可能性が高いと考えました。
もちろん、飛散した瞬間を確認したわけではありませんので、断定はできません。
一部が飛散しているだけなら部分補修で済みそうですが、屋根全体に層間剥離が見られたことは気になる点でした。飛ばされた箇所だけを直しても、別の場所で同じような傷みが進む可能性があります。
14年前に屋根塗装をしていたのに、なぜ剥がれたの?
こちらのお住まいで気になるのが、
14年前に屋根塗装を行っているという点です。
「以前に塗装したのだから、屋根材は保護されているのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
屋根塗装には、主に表面を保護して美観を整える役割があります。しかし、
パミールの層間剥離は塗膜だけの問題ではなく、屋根材自体に生じる傷みです。
そのため、塗装をしても屋根材の内部で進む層間剥離を根本的に改善することはできません。
では、14年前に塗装した業者はパミールだと気づかなかったのでしょうか?
これについては、当時の屋根の状態や施工時の判断が分からないため、何とも言えません。塗装した時点では、現在ほど目立った症状が出ていなかった可能性もあります。
いずれにしても、過去に塗装を行ったことと、現在の屋根材が健全であることは別の話です。
今の屋根がどのような状態なのかを確認し、それに合った改修方法を考えることが先決ですね
(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
お客様は、飛散した箇所だけの補修ではなく、屋根全体を新しくするカバー工法をご希望されていました。屋根カバー工法とは、既存の屋根材を基本的に撤去せず、その上から新しい防水紙と屋根材を重ねる改修方法です。
屋根材をすべて撤去する葺き替え工事と比べ、既存屋根材の撤去や処分を抑えられる場合があります。
ただし、どのような屋根でも施工できるわけではありません。雨漏りによって野地板などの下地が大きく傷んでいる場合や、既存屋根の状態によっては葺き替え工事が適することもあります。
こちらの現場では、現時点で室内への雨漏りは確認されておらず、調査結果を踏まえてカバー工法をご提案しました。
パミールの層間剥離は塗装では改善が難しく、部分的に補修しても別の場所で剥離が進む可能性があります。
そのため、
屋根全体を改修したいというお客様のご希望にも、カバー工法は合った選択肢と考えました。
お客様が当店にもご相談くださった理由の一つは、工事費用について比較したかったからです。
住宅会社から見積りを取ったものの、屋根工事は頻繁に行うものではありませんから、提示された金額が適正なのか判断するのは難しいですよね。
そこで当店では、屋根カバー工事に使用する材料として、次の2種類をご案内しました
(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
【スーパーガルテクト】
アイジー工業のスーパーガルテクトは、耐食性に配慮されたSGL鋼板を使用し、断熱材と一体になった金属屋根材です。
軽量で、屋根カバー工法にも多く採用されています。
【タフワイド】
月星商事のタフワイドは、耐食性に優れたSGL鋼板を使用した金属屋根材です。
軽量で施工性がよく、屋根カバー工法にも適しています。スーパーガルテクトとは異なり、断熱材が一体化されていないため、工事費用を抑えたい場合にも選びやすい屋根材です。
同じカバー工法でも、選ぶ屋根材によって費用や製品の特徴は変わります。
見積書は金額だけでなく、どこまで工事に含まれているかも見比べていただきたいところです。同じ屋根カバー工事でも、使用する材料や施工範囲によって費用は変わります。
お客様が費用や屋根材の違いを比較できるよう、当店では2種類のお見積りをご用意しました。
お見積りをご検討いただいた結果、スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事をお任せいただくことになりました。
台風によって屋根材が飛散したことがきっかけでしたが、調査によってパミール特有の層間剥離が分かり、屋根全体の改修を考える機会となりました。
この調査で特にお伝えしたかったのは、
飛ばされた部分だけでなく、周囲の屋根材がどのような状態なのかということです。
一部が飛散しているだけなら部分補修で済みそうですが、屋根全体に層間剥離が見られたことは気になる点でした。
また、すでに住宅会社へ相談している場合でも、別の屋根工事店から見積りを取ることは、工事内容や費用を比較するための一つの方法です。
お客様が納得して工事を選べるよう、調査結果と改修方法を分かりやすくお伝えしていきたいです。
ひたちなか市で、台風による屋根材の飛散を調査したところ、14年前に塗装されたパミールに層間剥離が見られました。
お客様にはスーパーガルテクトとタフワイドの2種類でお見積りをご案内し、スーパーガルテクトによるカバー工事を行うことになっています。
「以前に塗装したのに屋根材が剥がれてきた」「台風で屋根の一部が飛んでしまった」
そんなときは、屋根材そのものの状態を調べることが、適切な修繕方法を考える手がかりになります。
工事の方法や費用で迷っている方も、まずは現状を知るところからご相談くださいね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
はい。パミール特有の層間剥離は屋根材自体の傷みなので、塗装だけでは改善できません。状態によってはカバー工法や葺き替えを検討します。
台風で屋根材が飛んでも、雨漏りしていなければ大丈夫ですか?
すぐに雨漏りするとは限りませんが、周囲にも傷みが広がっている可能性があります。安全のため屋根には登らず、専門業者に点検を依頼しましょう。
もちろんです。金額だけでなく、使用する屋根材や施工範囲、足場費用、保証内容なども比較すると判断しやすくなります。
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