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常陸大宮市 ドーマーや天窓周りへの雨漏り防止対策|捨て水切り板金施工
更新日:2026年8月20日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
常陸大宮市で進めている屋根カバー工事から、今回はドーマー(鳩小屋)と天窓周辺の雨漏り防止対策をご紹介します。こちらのお住まいは、既存のパミール屋根材に層間剥離や脱落が見られたことから、屋根カバー工法による改修を進めています。
屋根面の途中に立ち上がるドーマーや天窓は、採光や換気、外観のアクセントとして役立つ一方、周囲には屋根材の切れ目や外壁との接点が生まれます。そのため、平らな屋根面と比べて雨水への備えをより慎重に考えなければなりません。
そこで施工したのが捨て水切り板金です。完成すると新しい屋根材の下へ隠れてしまう小さな細工ですが、万一入り込んだ雨水を屋外へ逃がす、とても頼もしい役割を担っています(•̀ᴗ•́)و ̑̑
常陸大宮市の屋根には、屋根面から小さな部屋のように立ち上がったドーマーと天窓があります。
ドーマーは、その形状から「鳩小屋」と呼ばれることもありますね。
どちらも暮らしを快適にしてくれる設備ですが、
屋根の途中に凹凸や開口部ができるため、雨水の流れは平面部分ほど単純ではありません。
上から流れてきた水はドーマーや天窓に当たると左右へ分かれ、側面を通って軒先方向へ向かいます。
さらに、屋根材と外壁、窓枠、板金など異なる部材が接する場所には継ぎ目もできます。
こうした場所から水を入りにくくするとともに、
万一内側へ回っても建物内部まで到達させない仕組みを作っておくことが、雨漏り防止につながります
( 'ᴗ' )و
屋根は表面材だけで雨を防いでいるわけではありません
完成した屋根を見ると、雨を防いでいるのは表面の屋根材だけのように見えるかもしれません。
実際には、その下にルーフィングと呼ばれる防水紙があり、さらにドーマーや天窓といった複雑な場所には、雨水を受け流す板金を組み合わせています。
つまり、
『屋根材で雨を受け流す→ 内側へ入った水は板金で導く→ さらに防水紙で建物内部への浸水を防ぐ』というように、複数の防水対策によって住まいを守っています。
一つの材料だけに頼らず、それぞれが役割を果たせるよう施工することがポイントです。
あまり聞き慣れないと思いますが、
捨て水切り板金とは、屋根材や外壁材の下に隠れるように取り付ける板金のことです。「捨て」と付いていますが、不要になって捨てる部材という意味ではありません
(*´꒳`*)表面から入り込んだ雨水を内側で受け止め、屋根の低い方へ導いて外へ排出する、いわば
見えない雨の通り道です。
完成後は大部分が隠れてしまうため、屋根材を葺く前の段階で建物に合わせて加工し、適切な位置へ設置しておきます。
ドーマーの側面は、上から流れてきた雨水が壁際へ集まりやすい場所です。そこで、
外壁と屋根が接する部分へ捨て水切りを入れ、内側へ回った水も軒先方向へ流せるようにしました。
板金を施工するときは、壁側へどの程度立ち上げるか、屋根面へどれくらい出すか、水の出口をどこに設けるかなども考えます。
せっかく水切りを入れても、途中で水が溜まったり出口が塞がれたりしては役割を十分に果たせません。
「雨が降ったら、この水はどちらへ向かうだろう?」
そんなことを考えながら形を整えていくのも、板金職人の仕事です。
特に気を配るのが、ドーマーの上側です。
屋根を伝ってきた雨水を正面で受ける場所なので、水が溜まったり壁際へ回り込んだりしないよう、板金の形状や重ね方を工夫します。
継ぎ目から内側へ入りにくいよう、水の流れる方向を考えながら一枚ずつ仕上げました。
天窓周辺も同じ考え方ですが、四方向をすべて同じように塞ぐわけではありません。
上側で受けた雨水を側面へ導き、下側から再び屋根面へ流せるよう、それぞれの位置に合わせて板金を組み合わせます。窓枠との境目をただ塞ぐのではなく、雨水が自然に抜けていく経路を作ることがポイントです。
雨漏り対策というと、隙間へシーリング材を充填する方法を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろんシーリングが有効な場所もありますが、それだけに頼る施工では経年劣化した際の不安が残ります。
まずは
板金の形状と重なりによって水を自然に流す道を作り、そのうえで必要な部分を補助的に防水するという考え方で仕上げました
(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
捨て水切り板金だけ取り付ければ安心、というわけでもありません。
その下にある防水紙とのつながりもポイントになります。
ルーフィングと板金を雨水の流れに沿って重ね、
どちらか一方だけに負担を掛けない防水層へ整えました。
万一、表面の屋根材より内側へ雨水が入っても、「ここで受けて、こちらへ流し、最後は外へ出す」という出口まで考えておくわけです。
一見とても地味な作業ですが、屋根工事ではこのような部分ほど職人の経験が活かされます。
防水紙と捨て水切りの施工を終えたら、その上から新しい屋根材を葺き進めます。
すると、ご紹介してきた板金の大部分は隠れてしまいます。
お客様からすれば、完成後に直接見ることのできない場所ですよね。
だからこそ当店では施工途中の写真も残し、
どこに、何のための部材を入れたのかが分かるようにしています。
完成した姿だけではなく、その下がどのように施工されているのかまで知っていただければ、工事後の安心感も違ってくると思います。
捨て水切りは、屋根が完成したときに「きれいになりましたね」と目を引く部材ではありません。けれど、もし雨水が表面より内側へ回ったとき、家を守ってくれるのはこうした見えないところへ施した細かな雨仕舞いです。
屋根を任せていただいた以上、表面を美しく仕上げるだけではなく、
「もしここへ水が来たら、どこへ逃がそう?」と職人同士で考えながら作業をしています。
後から手直しするとなれば、新しく葺いた屋根材を外さなければならない場合もあります。
だからこそ、施工できる今の段階で手を掛けておく。
それ
が将来の雨漏りリスクや、余計な修理負担を減らすことにもつながります。
常陸大宮市のパミール屋根カバー工事から、今回はドーマーと天窓周辺の雨漏り防止対策をご紹介しました。
凹凸や異なる部材が接する場所では雨水の流れが複雑になるため、表面の屋根材だけではなく、その下へ捨て水切り板金を仕込んでいます。
雨水が途中で滞らず、最終的に屋根面へ戻って排出されるよう、その流れを考えながら現場に合わせて板金を加工しました。
屋根工事で目に留まりやすいのは、やはり完成した新しい屋根材です。しかし、その美しい仕上がりの下には、完成後には見えない職人の仕事がたくさん隠れています。
これからも「なぜこの工程を行うのか」を分かりやすくお伝えしていきますね(*ˊᗜˋ*)/
屋根の形状によって異なります。ドーマーや壁際など雨水が集まりやすい場所では、入り込んだ水を外へ逃がすために使用します。
シーリングだけに頼らず、板金で雨水を流す仕組みを作ることが基本です。シーリングは必要な箇所へ補助的に使用します。
必ず雨漏りするわけではありません。ただし継ぎ目が増えて雨水の流れも複雑になるため、周囲の板金や防水紙を適切に施工することが欠かせません。
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