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水戸市 軒先と外壁が干渉した陸谷から雨漏り|一枚物の谷板金へ交換
更新日:2026年8月4日
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
水戸市で、屋根の軒先と外壁が干渉する部分に設けられた、約7メートルの陸谷(ろくだに)から発生した雨漏りを修理しました。
陸谷とは、軒先や外壁沿いに設けられた排水路で、雨水が集中するため雨漏りしやすい場所です。
既存の陸谷の谷板金は、二枚の板金をつないで施工されており、その継ぎ目から雨水が入り込んでいました。
今回は雨漏りの原因となった継ぎ目をなくすため、現場の長さに合わせて製作した一枚物の板金へ交換。さらに谷板金の下には粘着型防水紙を施工し、表面の板金だけに頼らない雨仕舞いへ改善しました٩( 'ω' )و
軒先と外壁が干渉した陸谷から雨漏り【そもそも陸谷って何?】
水戸市にお住まいのお客様より、雨漏り修理についてご相談いただき、現地調査にお伺いしました。
まず室内の天井を確認すると、大きな雨シミが目に入りました(//∇//)
ここまで広がると、多くのお客様が『ただの雨漏りだとは思えず、不安になった』とおっしゃいます。
雨漏りは、自然と直ることはほとんどないので、ポツポツのうちに手を打つことが大切ですよ〜
屋根の調査では、雨漏りは症状が現れた場所の真上に原因があるとは限らないため、屋根面だけでなく、軒先、外壁、谷板金が接する複雑な取り合いまで確認しました。
その結果、陸谷(ろくだに)が、雨水の入り口と判明しました。
陸谷とは、屋根面と屋根面の間にできる一般的な斜めの谷とは異なり、軒先や外壁などに沿って、比較的緩い勾配で横方向へ雨水を排水する谷部分です。
こちらの陸谷は、屋根の軒先と外壁に挟まれており、周囲から集まった雨水を約7メートルにわたって流していました。
実は、こちらの陸谷は一枚の長い谷板金ではなく、二枚の板金を途中でつないでいました。
陸谷は勾配が緩く、雨水が流れ切るまでに時間がかかりやすいため、継ぎ目や重なり部分のわずかな劣化が雨漏りの入り口になりやすいんです。
写真で見てのとおり、継ぎ目部分を中心に湿気ているのがわかりますよね(>_<)
しかし、表面だけをシーリングで塞ぐ一時的な処置では再発するリスクが残ることがあります。そこで私たちは、見えている隙間だけを塞ぐのではなく、
『次の雨でも安心していただける状態にするにはどうすればよいか?』を考えながら修理方法をご提案しました。
軒先と外壁が干渉した陸谷から雨漏り【陸谷の谷板金交換を実施】
お客様との打ち合わせのうえ、干渉する金属屋根を取り外してから、7m近くある1枚ものの谷板金に交換しました。
なお、交換にあわせて、粘着型防水紙を敷設して雨仕舞いを改善しました。
ちなみに、雨仕舞いとは、雨水を適切に排水する仕組みや工夫をいいます。
今回の陸谷は、屋根の軒先と外壁の境目部分にありました。
金属屋根や外壁と干渉しているため、谷板金だけを簡単に引き抜くことはできません。そこで、まず重なっている屋根材や軒先部分を必要な範囲まで解体しました。
谷板金の交換に必要な範囲を見極め、干渉している屋根材を順番に取り外しました。
もちろん、屋根を必要以上に広く解体すれば、その分だけ工事費用がかかり、お客様のご負担が増えてしまいます。
雨漏り原因を確実に修理できる範囲と、お客様のご負担の両方を考えながら作業を進めました。
谷板金を取り外すと、継ぎ目付近には雨水が回った跡も確認でき、調査時の判断に間違いがなかったことを確認できました。
陸谷は雨水が集中する場所のため、表面の板金だけでなく、その下にある防水紙が健全でなければいけません。防水紙が健全だと、二次防水として建物内部への雨水の浸入を防げるんです。
復旧に際しては、完成後には隠れてしまう下地を確認し、必要な防水対策を先に行いました(^_^)v
先に下地へ密着する粘着型防水紙を新たに敷設しました。
一般的な防水紙よりも下地との一体性を確保しやすく、釘やビスなどの固定箇所から雨水が回るリスクを抑える効果が期待できます。これで、谷板金と防水紙の二重で防水でき、雨仕舞いを改善できました^^
つづいて防水紙の上に、7メートルもの板金を変形させないよう、職人同士で声を掛け合いながら設置しました。
新しい陸谷には、
『今回の雨漏り原因となった継ぎ目を取り除くこと』を優先した結果、現場の長さと形状に合わせて製作した一枚物の谷板金を使用しました。
長い材料のため、わずかなねじれや曲がりでも水の流れに影響することもあります。搬入や取り回しにも注意して、雨水がスムーズに流れるよう納まりまで確認して仕上げました。
外壁側は、外壁を伝ってきた雨水が入ってこないように、雨押えを取り付けます。
一方金属屋根側は、屋根材をかぶせすぎると排水を妨げ、反対に離しすぎると吹き込みやすくなるため、必要な排水幅を確保しながら納まり(取り付け位置)を調整しました。
谷板金交換は、板金を新しくするだけでなく、周囲の外壁や屋根との位置関係や雨水の流れまで考えて復旧することが大切です^^
二枚でつながれていた既存の谷板金を撤去し、一枚物の板金への交換が完了しました♪
陸谷は、雨水が集中するため継ぎ目が雨漏りの弱点になりやすい場所です。今回は、
シーリング補修よりも費用がかかるものの、見えなくなる防水紙まで丁寧に仕上げたことで、表面と下地の両方から防水性を向上できました。工事完了後は、お客様にも施工内容をご確認いただき、『原因まで直してもらえて安心しました』というようなご様子で、私たちも無事にお引き渡しできてホッとしました(๑>◡<๑)
水戸市で、屋根の軒先と外壁が干渉する約7メートルの陸谷の雨漏りを修理しました。
陸谷は雨水が集中するため、わずかな施工不良や経年劣化でも雨漏りにつながりやすい場所です。だからこそ、目に見える板金だけでなく、その下の防水紙や取り合い部分まで考えて施工しました。
雨漏りでお困りの際は、街の屋根やさん水戸店までお気軽にご相談ください。
これからも、お客様に長く安心して暮らしていただけるよう、見えなくなる部分まで丁寧な施工を心がけてまいります(๑・̑◡・̑๑)
陸谷とは、屋根の軒先と外壁が接する部分に設けられた排水路です。雨水が一か所に集中して流れるため、雨漏りが起こりやすい箇所の一つです。
谷板金の継ぎ目や穴あき、防水紙の劣化、外壁や屋根材との取り合い部分の不具合などが主な原因です。雨水が集中するため、小さな隙間でも雨漏りにつながることがあります。
谷板金の継ぎ目をシーリングで塞ぐだけではダメですか?
応急処置としては有効な場合もありますが、シーリングは経年で劣化します。一時的に止まっても再発する可能性があるため、根本的な修理が望ましいです。
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