ホーム > ひたちなか市 屋根に線状の黒ずみ?塗膜の撥水不良と浮き症状を…

ひたちなか市 屋根に線状の黒ずみ?塗膜の撥水不良と浮き症状を確認
更新日:2025年12月2日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
ひたちなか市のお客様から、「屋根に黒い線のような汚れが目立つので一度見てほしい」というご相談をいただき、現地調査を行いました。
屋根に黒い線状の汚れがつくと、「カビ?」「傷み?」「塗装すれば大丈夫?」と気になる方も多いと思います。実際に確認してみると、黒ずみだけでなく、スレート材の「浮き」も見られ、塗装だけでは改善できない症状がいくつか確認できました。
今回は現場の状態と考えられる原因、そして今後のメンテナンス方法について分かりやすくお伝えしますね。
ひたちなか市のお客様のお宅は築約35年。
以前に一度塗装のメンテナンスを行っているそうです。
まずは屋根へ上がって状態を確認しました。
今回のお住まいは、
6寸勾配(約31°) と比較的傾斜がきつい屋根です。
屋根全体を見て感じたのは、
「表面の色ムラが大きく、スレートの縁が黒く染まっている」という点でした。
軒先にかけて濃くなっており、
雨水が溜まりやすい部分に集中しています
(>_<。)
塗装の膜が薄くなり撥水不良に…チョーキング現象も確認
スレート屋根は、表面の塗膜が雨や紫外線から守ってくれていますが、15〜20年ほど経つと塗膜は必ず劣化し、撥水力が失われてしまいます。
表面を指で触ってみると…
→
白い粉がうっすら付くチョーキング現象を確認。
これは塗料の成分が紫外線に分解され、粉状に浮き出る症状で、
塗膜が役割を果たせていないサインなんです。
塗膜の劣化が進むと雨水を弾くことができず、濡れっぱなしの時間が長くなり、スレートの端や重なり目が黒ずんできます。
雨水が流れる途中で一番滞留しやすいのが、
スレートの重なり目。ここに
黒い線状の跡が続くのは、撥水力が低下している証拠です。
そして軒先を確認すると…
・カビが帯状に密集
・水分を含みジメッとした状態
・乾く前に次の雨が降りやすく悪循環
この黒ずみは「汚れ」ではなく、
『雨を弾けず湿ったままの状態が続いた結果』生じたカビやコケ類です。
放置するとスレートがさらに水を吸いやすくなり、割れ・反り・剥離にもつながってしまいます。
見た目は取れても、防水性が戻ったわけではありません。 洗浄後に塗装で防水性を回復させる必要があります。 また、屋根にひび割れや欠けある場合は洗浄だけでは根本解決にはならないので注意が必要です。
さらに気になったのは、スレート材が1cmほど浮き上がっていたことです。
スレートの浮きは、
「水を吸って膨張→乾燥して収縮→この繰り返しで変形」というサイクルで起こります。
浮いている部分には隙間ができ、その
隙間から雨水が内部へ入りやすく、ルーフィング(防水紙)が傷む原因にも
…。特に築20〜30年経ったスレートは吸水性が高く、浮き・反りは塗装では改善できません。
塗装はあくまで「表面の保護」。 屋根材そのものが浮いてしまっている場合は、塗っても形状は変わらず、再び雨水を吸いやすい状態が続きます。 こうした症状が出ている場合は、カバー工法など、より根本的な修繕が必要になるケースがほとんどです。
「塗装すればきれいになりますか?」というご質問をよくいただきますが、今回のように
・反りや浮き・黒ずみの深い浸食・塗膜の完全な消失
が見られる場合は、塗装しても再び劣化してしまう可能性が高いでしょう。塗装はあくまで「表面保護」。変形してしまった屋根材は元に戻すことができません。
築年数や状態を考えると、今回のお住まいには
屋根カバー工法が最適と判断しました。
屋根カバーは、これまでの屋根に新しい屋根材を重ねる方法で、重ね葺きとも呼ばれています。
【なぜ屋根カバー工法が最適なのか?】
①既存の屋根の劣化が進んでいる→反りや浮きが大きい場合、塗膜をのせても密着しにくく耐久性が保てない。
②防水紙の劣化が進んでいる可能性→築20〜30年の屋根は、内部の防水紙が寿命を迎えていることが多い。
③長期的な安心が得られる→新しい防水紙と金属屋根を重ねることで、雨漏りリスクを一気に解消できる。
④工期が短い・廃材が少ない→撤去が少なく、コスト面でもメリットがある。
ひたちなか市の屋根の状態は…
✅6寸勾配のスレート屋根 ✅線状の黒ずみ→撥水不良+カビ
✅軒先にカビが密集し湿り気が強い ✅塗膜はほとんど残っておらずチョーキングあり
✅スレート材が1cm以上浮き上がり変形 ✅塗装では改善できない段階
このような症状が複数見られる屋根は、早めに専門業者に点検を依頼した方が安心です。
雨漏りは、気づいたときには内部が腐食していた…というケースも珍しくありません(;'-' )
まとめ|黒ずみ・浮きは屋根からのSOS!早めの点検がおすすめ
今回のひたちなか市の屋根では、黒い筋状の汚れは単なる汚れではなく、
塗膜の劣化と撥水不良によるカビの密集が原因でした。
また、スレートの浮きも確認でき、塗装では直せない段階にまで進行していました。
「うちの屋根にも黒い線がある」「色ムラや浮きが気になる」そんな方は、まずは専門の点検を受けてみてくださいね。街の屋根やさん水戸店では、
点検〜お見積りまで無料で対応しています
٩(ˊᗜˋ*)و*関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。