水戸市 セキスイの付帯部塩ビ鋼板塗装！ビニタイトプライマーで下塗り
更新日：2025年11月17日
今回の現場は、築30年ほどのセキスイさん竣工の住宅です。
施工が難しく、業者さんによっては、お断りされるところもあるそうです(>_<)
経験豊富な当店だと、『どのような建材を使用しているのか？』おおよそ見当がつきますが、それでも仕様書の確認が欠かせません。
こちらが、お住まいの仕様書です。
軒先部分に取り付けてある化粧鼻隠しに、『塩ビ鋼板』が使用されていました。
仕様書を確認して塗装しないと、せっかく塗っても剥がれや膨れにつながるんです。もちろん、外壁だけでなく、付帯部にも目を配らなければなりません^^
ところで、今回の『塩ビ鋼板』は、どのような建材なのでしょうか？
こちらが、今回下塗りにご用意した、エスケー化研さんの『ビニタイトプライマー』です。
下塗りは、下地の建材と中塗り・上塗り塗料をくっ付ける役目があります。当然、下塗り塗料を誤ると、塗装しても長持ちしません(//∇//)
塗装は、下塗り塗料のチョイスが一番大切。素材を熟知しているからこその選択です！
高圧洗浄して表面の汚れやホコリを洗い流してから、ビニタイトプライマーを塗っていきます。
なお、塗装箇所は、化粧鼻隠しと軒天が一体となった塩ビ鋼板でした。塩ビ鋼板なので、よりデザイン性が高まっていて、オシャレですよね^^
下塗りが乾くと、中塗り、上塗りの順に作業を進めていきます。
中塗り・上塗り塗料には、エスケー化研さんのクリーンマイルドシリコンをご用意しました。
シリコン樹脂系の塗料で、耐久性が高いうえ、汚れにくく、嫌な臭いが抑えられた環境に優しい塗料です(^ ^)v
中塗り→上塗りと2回塗って、必要な厚みを確保します。
色は黒色で、重厚で落ち着いた雰囲気に仕上がりました。濃い色だと、経年で多少汚れても、あまり目立たないメリットもあるんですよ〜
塩ビ鋼板を使用した付帯部の塗装が完了しました。
施工を終えると下塗りが見えなくなるので、お客様はどのような下塗り塗料を使用したのかわかりません。
しかし、下塗り塗料の違いで数年後に歴然とした差が生じます。
様々な建材が使用されている大手メーカーさんの住宅は特に注意です！メンテナンスは、施工経験のある業者に依頼しましよう♪( ´θ｀)ノ
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