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水戸市 雨漏り点検現場3選!どのように修理したかを費用付きで解説
更新日:2025年10月16日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
屋根の雨漏りといっても、その原因や修理内容はお住まいによって多岐に渡ります。
今回は、水戸市で実際に行った瓦屋根の部分葺き直し、瓦棒屋根の葺き替え、そして小窓まわりの板金修理の3つの施工事例をまとめてご紹介します。
雨漏りの原因は、目視で確認できることもありますが、実際には屋根の構造や雨水の流れをしっかりと調べる必要があるケースも多いのです。当店では、散水調査や屋根裏点検、赤外線サーモグラフィーの使用など、さまざまな角度から原因を突き止め、最も適した工法をご提案しています。
事例①天井裏を確認!棟違い屋根の部分葺き直しで雨漏りを解消
築40年ほどが経過した瓦屋根の雨漏り調査は、まず天井裏から確認しました。室内の天井に起こった雨漏りのちょうど真上で、梁や断熱材にかけて広範囲で雨染みが広がっていました。
屋根の方の調査では、瓦の下に敷かれた防水紙に問題はありませんでしたが、こちらの住宅は、棟の高さが異なる「棟違い屋根」という構造で、上段の屋根に下段の棟がぶつかる部分が弱点です。
詳しく調べたところ、この箇所から雨水が侵入していたことが分かりました。
特定した雨漏りの原因箇所の葺き直しを行うため、瓦を一時撤去し、防水紙を敷き直します。
構造が複雑な棟違いの対策として、雨水が建物内部に入らないよう排水機能を目的とした
捨て水切り(捨て板金)を設置。
棟違い部の瓦を復旧する際には、念には念を入れて
シーラー面戸(屋根の隙間を埋めるための部材)も取り付けたので、雨水が奥まで侵入してくることはありません
(•̀ᴗ•́)و ̑̑
天井裏には、外からは見えない「雨水の侵入経路」や「染み跡」が残っていることが多く、雨漏りの発生場所を特定する大きな手がかりになります。
事例②赤外線サーモを使った雨漏り調査!増築した瓦棒屋根が原因
築30年以上の住宅で、約5年前から続く雨漏りについてご相談をいただきました。最近漏れる量が増えてきたとのことで、室内の天井や壁にくっきりと雨染みが残っていました。
赤外線サーモグラフィーカメラで撮影したところ、漏水箇所が分かったため、増築部分の金属製の瓦棒屋根の谷板金が原因箇所だと突き止めました。
屋根の面同士がぶつかる凹んだ部分に設置される谷板金は、雨水を集めて雨樋に導く役割を担っていますが、こちらの屋根は勾配はほとんどなく、水が溜まりやすい状態になっていました。
雨漏りを根本から解決するには、長年の漏水で傷んだ屋根の土台となる野地板の修繕と、耐用年数を超えた防水紙の交換が必要です。
瓦棒屋根の葺き替え(新しい屋根に交換する工事)にあたり、谷板金を始め、窓際など
雨漏りしやすい箇所にさまざまな工夫を凝らし、雨水が内部に入らないような仕組みを施しました
(ˊᗜˋ*)/
赤外線サーモグラフィー検査で雨漏り箇所が分かるって本当?
赤外線サーモグラフィーは雨漏り調査にとても有効な手段のひとつです。雨水がしみ込んでいる部分は、周囲と比べて温度が低くなります。サーモグラフィーはそのわずかな温度差を可視化できるため、目に見えない雨水の経路を把握する手がかりになります。
事例③天井の解体を伴う散水調査!雨水の侵入口は2箇所と判明
以前お客様のご指示で、雨水が漏れている掃き出し窓のコーキング補修を行いましたが、雨漏りが再発したとのご連絡をいただきました。今回は徹底的に原因を追究すべく、傷みの目立つ天井を一度解体した上で、直接水をかけて漏水箇所を特定する散水調査を行う方法をご提案。
1箇所目は2階小窓の木枠の小さな亀裂、2箇所目は同じ2階の雨戸の戸袋付近にできたわずかなひび割れが雨漏りの原因と判明しました。
1箇所目の小窓は木枠周りにコーキング材を充填。これで一旦は雨漏りは止まりますが、劣化した場合を考え、小窓のサイズに合わせて加工した
板金を設置して、耐水性を向上させました。
2箇所目の雨戸の戸袋は、コーキング材を押し込むようにして、固定用金具の根元のひび割れを補修。雨水が漏れていた下部だけではなく、上部の金具の根元も同様に補修を行いました。
解体した天井は、散水調査の後に速やかに真新しい天井材で張り直しています
((*^^)v
散水調査ってどんなことをするの?雨漏りの原因が分かるの?
散水調査は実際の雨に近い状態を人工的に再現し、外壁や屋根などの疑わしい部分に水をかけて漏れ方を観察する調査方法です。外壁・屋根・サッシなど、漏水経路を想定した上で、 順序立ててピンポイントに行うことが重要です。
今回は、水戸市で実際に行った3つの雨漏り修理事例をご紹介しました。
【事例①】天井裏で雨水の侵入経路を確認【事例②】赤外線サーモグラフィーカメラを活用【事例③】天井解体を伴う散水調査で原因を特定雨漏りは見た目では原因を特定しづらいケースも多く、放置するとどんどん範囲が広がってしまうことも…。
「少し気になるな…」という段階で点検を行えば、必要最低限の修理で済む場合もあります。
雨漏りでお悩みの方は、ぜひ街の屋根やさん水戸店の無料点検をご利用くださいね!
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