水戸市 雨漏りが原因で屋根が部分的に陥没！木下地からの修繕が必要
更新日：2025年10月3日
屋根は、築年数は約50年のセメント瓦屋根で、波板交換を行った時に『屋根をそろそろメンテナンスしないと・・・』と、アドバイスしていたんです。
波板交換では、工事中に見つかった軒天の穴あきだけ修理したものの、築年数50年となるとあちこち傷んでしまうのは仕方ありません。
お客様のお話では、『一階の天井が漏れていて、豪雨の時はすごい雨漏りだった』とのことです(//∇//)
さらには、『以前から雨漏りはあったが、少し時間が経ってしまった』とのことでした。
どうやら以前から雨漏りしていたものの、しばらく放置されていた様子です。
雨漏りしているあたりを見ると、一目で屋根が陥没しているのがわかりました( ；∀；)
以前からの雨漏りで木下地が傷んで屋根が陥没したため、瓦が沈んで大きく口をあけています。この穴から豪雨の時に雨がどんどん入ってしまったようです。
そもそも木下地とは何なんでしょうか？ここで屋根の構造について、解説しておきますね。
屋根は、外から順に
○屋根瓦
○防水紙（ルーフィング）
○木下地（野地板）
で構成されています。
木下地は、野地板（のじいた）ともいい、木でできている屋根の土台です。防水紙が破れるなどすると、雨水が木下地まで入ってきてだんだんと腐っていきます。
関連記事➤屋根の内部の構造ってどうなっているの？
○屋根瓦
○防水紙（ルーフィング）
○木下地（野地板）
で構成されています。
木下地は、野地板（のじいた）ともいい、木でできている屋根の土台です。防水紙が破れるなどすると、雨水が木下地まで入ってきてだんだんと腐っていきます。
関連記事➤屋根の内部の構造ってどうなっているの？
陥没箇所に近づき、おそるおそる一枚目の瓦をめくってみました。
すると・・・やはり防水紙が破れていて、木下地がむき出しています(>_<)
つづいて、二枚目の瓦をめくってみました。
防水紙が破れるどころか跡形もなく、木下地が雨水で傷んで粉々になっているのがわかります。
三枚目の瓦は、真ん中で真っ二つに割れていて、めくってみると・・・
木下地がボロボロで、さらに！陥没して穴があいていました(O_O)
このように、雨漏りは時間とともに木下地に大きなダメージを与えるので、とにかく早く対処することが大切です。
雨漏りは、自然と直ることはまずありません。
放置する期間が長いほど、木下地などの内部の建材が傷んで、工事費用が膨らむ傾向があります。気づいた時点でまずは点検してもらいましょうね（╹◡╹）
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