鉾田市で雨漏り修理相談！原因は下屋根と壁の取り合いのわずかな隙間
更新日：2025年10月1日
鉾田市のお客様より、「洗面所の天井近くのクロスが剥がれてきて心配」とご連絡があり、早速調査に伺いました。
実はこのクロスは、わずか1年前に張り替えたばかり。ところが徐々に剥がれてきたため、「雨漏りかもしれない…」とお考えになり、ご相談を決意されたとのことです。
今回伺ったお宅は、重厚な造りが印象的なとても立派な住宅でした。
建築当時でも相応の費用がかかったと思われますが、現在の資材価格を考えると、同じ仕様で建て直すとなると、現在ではさらに高額になるでしょう。
だからこそ、早めに原因を突き止めてお住まいを守ることがなにより大切ですね。
調査を進めると、玄関先の天井にも雨漏りの跡が…！
こちらは、玄関上部の銅板製谷板金（屋根面同士がV字型に交わる「谷」に設置される金属板）が原因だとすぐに判明。
しかし問題の洗面所については、すぐに場所を特定するのは難しい状況です୧( -᷅_-᷄ )୨
洗面所周辺の怪しい箇所を探索…目をつけたのは大屋根と下屋根が交差する部分。
下屋根と壁の取り合いが、ちょうど洗面所の真上にあたります。
近くにはスズメバチの巣があり、時折唸るような羽音を立てて出入りもしているので、より慎重に調査を進めました。
壁際部分の防水紙を確認すると、劣化してボロボロになっている箇所が見つかりました。
雨水の侵入を防ぐために、防水紙は本来壁面に沿って立ち上げて施工されますが、経年劣化によりその機能が低下。強風を伴う雨が降ると、防水紙の裏側に雨水が回り込む危険がある状態です。
ただここだけが原因ではなく、さらに深刻な箇所が見つかりました。
奥を確認すると、防水紙が届いていない部分にぽっかりと穴があいているのを発見！
ここから雨水が侵入すれば、下地を通って室内へ直結する雨漏りにつながります( •̀ㅁ•́ ; )
屋根の出が長いため、通常の雨では届きにくい場所ですが、近年増えている豪雨や強風時には一気に水が吹き込むリスクがあります。
お客様によると、昨年クロスを張り替えた際にも「もしかして雨漏りかも…」と感じていたそうです。
しかし、天井から水が垂れるほどではなかったため湿気と判断し、そのままにしてしまったとのこと。実際にはその時すでに水が入り込み、下地をじわじわと濡らしていた可能性が高いです。
原因箇所を特定できたことで、最適な修理方法をご提案しました。
✅まずは防水紙を敷設し直し、穴をシーリング材でしっかり塞ぐ
✅さらに手前を板金で覆い、水が吹き込まないようにカバー
この方法であれば、1日で施工が完了し、費用も抑えられます。
玄関の雨漏りについては、経年でかなり傷みが目立つ谷板金の交換をおすすめしたいところです。入れ替える工事は1日では終わりませんが、依頼された場合は、取り合いの雨漏り修理と同時に進める予定です。
鉾田市での雨漏り調査では、洗面所のクロス剥がれの原因が、下屋根と壁の取り合いのわずかな隙間であることが分かりました。防水紙の劣化と未施工部分が重なり、豪雨時に雨水が吹き込むことで天井裏まで水が回り、クロスの剥がれを引き起こしていたのです。
大切なお住まいを守るためには、早めの点検と適切な修理がなによりも重要です。「天井クロスが浮いてきた」「壁紙が剥がれてきた」など小さなサインを感じたら、雨漏りの前兆かもしれません。
街の屋根やさん水戸店では、無料調査で原因をしっかり確認し、お住まいに合わせた最適な修理方法をご提案いたします*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
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