水戸市 雨樋から葉っぱが少し見える？中は植木鉢状態に詰まっています
更新日：2025年9月25日
雨樋の集水器から、雑草が生えている住宅は意外とよく見かけます。
一見すると小さな問題のように感じられても、雨樋にとって大きなリスクが隠れている可能性も…。
葉っぱが生えた雨樋がどんな状態なのか、一緒にその様子を見ていきましょう(•̀ᴗ•́)و ̑̑
現場に到着してまず目に入ったのは、集水器の縁から元気に伸びる葉っぱ。
「少し出ているだけだから大丈夫」と思われるかもしれませんが、実はこのような状況は、雨樋の中が植木鉢状態になっているサインです。
近くに畑や落葉樹がある環境では、風に運ばれた土や枯れ葉が雨樋に溜まり、やがて雑草が根を張ってしまうことがあります。
脚立を使って上から覗くと、集水器の中で先端が尖った雑草がしっかり根付いていました(°-°；)
勢いよく伸び続ける葉っぱは、雨樋にとっては大敵です。
丁寧に引き抜いてみると、根っこが見事に張り巡らされており、完全に水の通り道を塞いでいました。
葉っぱと根を取り除けば解決しそうですが、それだけでは詰まりは解消されません。
集水器の奥を覗くと、まだまだ土がびっしり！
小型のスコップなどで掘り起こすと、袋がいっぱいになるほどの土が出てきました。
雨樋は本来、雨水だけが流れる通路です。ここまで土が溜まってしまうと、排水機能はほとんど失われてしまいます( ;ㅿ; )
きれいに取り除いた後は、ホースで水を流しながら集水器の奥まで洗浄。
「ぼこぼこぼこ～」という音とともに水が一気に流れ出す瞬間は、作業していても思わず爽快さを感じてスッキリします。
これでようやく雨水がスムーズに排水される状態になりました～*◝(⁰▿⁰)◜*
葉っぱが生えていない場所も念のため確認したところ、泥詰まりが次々と見つかりました。
掘ってみると泥土が次から次へ……今回は計7箇所で同じような詰まりが確認され、すべて貫通させて清掃を完了しました。
撤去した袋の中には、雑草・根っこ・泥土が山盛り！
これほどの量が雨樋に溜まったままでは、大雨の際に水があふれ出し、外壁や基礎を濡らして建物を傷める原因になります。
雨水がスムーズに流れないなど、雨樋の不具合をそのままにしておくと、様々なトラブルが起こります。
・水が溢れて外壁が汚れ、塗装の劣化が早まる
・雨水が地面に落ちて基礎や庭に悪影響を与える
・雨樋自体の重みが増して金具が外れ、破損や落下の危険が高まる
「葉っぱが少し見えるだけ」と思って放置すると、最終的には雨樋の交換が必要になるケースもあります。
数万円の清掃で済むうちに、早めにメンテナンスすることが家計にもやさしい選択ですね( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
当店では、雨樋清掃を33,000円（税込）から承っています。
脚立で届く範囲から2階建てまで、専用の道具とホースを駆使して丁寧に清掃。屋根や外壁の点検も同時に行うため、詰まりだけでなく屋根全体の健康状態をチェックできるのもポイントです。
今回の水戸市のお宅では、雨樋から少し顔を出していた葉っぱをきっかけに調査したところ、中は完全に植木鉢状態。雑草や泥を取り除き、ホースで水を流して7箇所の詰まりを解消しました。
一見小さなサインでも、雨樋の内部では大きなトラブルが進行していることがあります。
「雨樋から葉っぱが見える」「最近水があふれるようになった」など、気になる症状があれば放置せず、ぜひ街の屋根やさん水戸店にご相談くださいね(*,,•ᴗ•,,)
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