水戸市 三階建て陸屋根の雨漏り再発！調査で浮きを確認しシート防水撤去
更新日：2025年9月22日
水戸市にある三階建てのマンションのオーナー様より、再発した陸屋根の雨漏り修理についてご相談いただきました。
当店では、一般住宅だけでなく、ビルやマンション、あるいは商業施設、駐車場など幅広くお問い合わせいただいているんですよ〜
オーナー様のお話では、『三階の部屋のサッシ際で雨漏りが発生。数ヶ月前に別の業者さんに修理してもらったが再発した』とのことでした( ；∀；)
写真の点線部分が雨漏り発生箇所です。おそらく陸屋根が原因と思われます。
マンションの屋根は、シート防水された陸屋根でした。
一般的には屋上とも呼ばれていますが、ほぼフラットな形状の屋根を『陸屋根（りくやね）』と呼んでいます。
陸屋根は、どのような点に注意しなければならないのでしょうか？
陸屋根を調査すると、シーリングした跡が目に入りました。
シートの境目に穴があくか、破れるかしていたのでしょう。前の業者さんが行ったものと思われます。しかし・・・シーリングはあくまでも応急処置であり、一時的なものにすぎません。
詳しく調査すると、コーナー部分にシート防水の浮きを発見しました(>_<)
本来ならしっかり密着していなければなりません。こうなると、防水性が低下していて、遅かれ早かれ再防水工事が必要です。
そこで、現状のシート防水をウレタン防水で再防水する工事をご提案。オーナー様より、当店にお任せいただきました。
シート防水とウレタン防水の違いについて解説しておきますね。
再防水工事に先立ち、昇降階段のような足場を設置しました。
三階建てマンション全面に足場を架けると、費用が膨らみます。そこで、工事費を節約すべく、必要最小限の足場としました(^_^)v
既存の防水シートをはがすと・・・白いカビと雨漏りの染みが床に残っていました(//∇//)
この部分に雨水が入ってきて、三階の部屋の雨漏りにつながっていたようです。
シートがあるため、中の様子がわからないのもシート防水の難点です。
シート防水の耐用年数は、シートの材質によるものの10〜20年。経年劣化が原因の雨漏りは、応急処置では根本的な雨漏りの解決とはなりません。
経過年数や状態によっては、新しく防水し直す再防水が必要です。陸屋根のトラブルは、経験豊富な屋根のプロにお任せください٩( 'ω' )و
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