北茨城市 欠けた基礎巾木をハイモルスーパー20でまずは下地調整
更新日：2025年4月6日
基礎巾木は、『きそはばき』と読み、建物のコンクリートでできた土台部分をいいます。もちろん、基礎巾木は、お住まいを支えるとても重要な部分です。
基礎巾木は、多くは鉄筋コンクリート造なので、
・空気中の二酸化炭素による中性化
・海沿いでは潮風による塩害
・寒い地域では中の水分が凍ることによる凍害
・地震などによる物理的な破壊
といった様々な原因で破損します。
もちろん、基礎巾木に『欠け』や『崩れ』のほか、『ひび割れ』、『膨らみ』を見つけたら、放置しないで修理しましょうね^^
今回は、基礎巾木（きそはばき）修理とサイディング張り替えを同時に施工する方法をご提案いたしました。
というのも、サイディングが劣化していて、なおかつ基礎巾木がサイディングに若干覆われていたからです。サイディングをあらかじめ撤去することで、基礎巾木部全体の修理が可能となるメリットもあります。
なお、施工手順は次のとおりです。
こちらが下地調整で使用する、プライマーのハイモルエマルジョン（右側）と、下地調整のハイモルスーパー20（左側）です。
それぞれには、次のような役割があります^^
ハイモルエマルジョン：既存の基礎コンクリートと上に塗るモルタルを強力に接着する
ハイモルスーパー20：基礎コンクリートの欠けや崩れを埋める左官用モルタル
作業に入る前に、サイディング撤去・下地施工で出た欠片などを綺麗に取り除きました（╹◡╹）
ちなみに、外壁部分の白いシートは、サイディングの下地の『透湿防水シート』です。透湿防水シートは、屋内の湿気を外に逃しながら、外からの水分をシャットアウトする優れもの。サイディング下地に欠かせない建材ですよ〜
つづいて、ハイモルエマルジョンを塗布してから、ハイモルスーパー20をコテで塗っていきます。
職人さんのコテさばきってさすが！ですね。いつも惚れ惚れ・・・見る見る間に、基礎巾木の欠けや崩れが埋められていきました(≧∀≦)
下地調整が完了しました♪
ハイモルスーパー20が完全に乾くと、どこが崩れていたのかわからなくなります^^
けど、これで終わりじゃないんです！
下地調整は、お化粧でいうところの化粧下地に過ぎません。この後、基礎コンクリート用塗料のキソエースを使用してお仕上げします。
仕上げに基礎巾木を塗装することで、表面を保護してコンクリートの劣化を抑制できるんですよ(^ ^)/
とはいえ、今回はここまでです。続きは完成後に報告しますね。
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