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茨城町で瓦じゃない屋根(化粧スレート)を調査!カビや苔は何故発生?
更新日:2024年12月6日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、茨城町で行った化粧スレート屋根の調査の様子をお届けしたいと思います。
お客様がたまたま遠目から家をご覧になった時、2階の屋根の端(軒先)全体が白っぽく見えたそうです。
2階に登ってご自身で確かめるわけにもいかず、インターネットで当店の無料診断を見つけてくださり、今回調査のご依頼をいただきました(ᴗ͈ˬᴗ͈)”
茨城町のお客様宅の屋根は、築後30年近く経った化粧スレートです。
幅広く普及しているスレートは、一般的な屋根材と認識されるようになって久しいとは言え、まだまだ見分けがつかないという方も多いかもしれません。
「瓦じゃない平たい屋根」とか考えていただけるとイメージしやすいでしょうか。
スレートは主に、
「天然スレート」と
「化粧スレート」の2種類に分かれ、天然スレートは非常に高価なことから、国内では滅多に見かけません。
ちなみに東京駅の屋根には天然スレートが使われているようですよ~
((*^^)v化粧スレートはコロニアル(商品名)やカラーベスト(シリーズ名)とも呼ばれますが、本質的には全て同じです。住宅に用いられる化粧スレートはセメントが主成分で、厚さが5㎜程度の薄い板状になっています。
瓦の約1/3の重量で、コストが安い・施工しやすいなどの利点から、新築住宅にもよく使用されていますが、
セメント素材のため防水用の塗装のメンテナンスは必須です。
塗装膜が薄く剥がれてくると、化粧スレート自体に雨水が染み込むようになり、基材のセメントが脆く崩れやすくなってきます。長持ちさせるには定期的に塗装を行い、表面の防水膜をしっかり保つことが大切なんです。
気になる寿命ですが、製造された年代によって多少異なります。
「1990年代中期以前は約40年(アスベスト含有)」「1990年代中期~2000年代中期は約15年~20年(ノンアスベスト)」「2000年代後期は約30年(ノンアスベスト)」が目安の耐用年数です。
お客様が屋根の端の方が白っぽく見えた原因は、軒先に繁殖した苔でした。築後10数年ほどで一度塗り直したそうですが、それ以降は特になにもメンテナンスは実施していなかったようです。
化粧スレートは塗膜によって防水性を維持しますが、経年で塗膜が剥がれ落ちてくると撥水力が低下し、
内部に湿気がこもりやすくなり、カビや苔が発生する環境が作り出されてしまいます
(>_<。)雨水が滞留する軒先には苔がびっしりと繁殖し、屋根材自体に若干反りが生じているところもありました。
屋根は方角によって傷み方も違ってきます。日当たりがいい南面の屋根は塗膜が剥がれて表面が白色になっていますが、それに対して北面の屋根は全く異なる色に変わっています。
軒先に苔が生えていたのは南面でしたが、日当たりのよくない北面は全体的にカビや藻に覆われていました。
苔やカビ、藻はよほど極寒でない限りほぼ1年中胞子が飛散します。水分を吸収したスレートは繁殖するにはもってこいの環境で、このままの状態が続くと屋根の強度が低下し、
ひび割れや脱落などに繋がる危険性も出てきますので注意が必要です。
屋根面と屋根面が合わさる部分を覆って雨水の侵入を防ぎ、屋根材を固定しているのが棟板金です。
スレート屋根には不可欠なもので、高い位置に取り付けられるために常に雨風の影響を受け続け、
屋根の中でも特に不具合が出やすい部分です。
茨城町のお宅の棟板金も、抜けた状態の留め具の釘が方々で見つかり、固定力が弱まったことで隙間があき浮いた箇所もありました
(;'-' )
お客様は塗装を希望されていらっしゃいますが…化粧スレートはひび割れや破損はなく、なんとか塗装は可能な範疇でしょう。
しかし今後も長くお住いになるのであれば、費用は嵩みますが屋根カバーもご検討いただきたいところです。
屋根塗装・屋根カバーのいずれかでも、棟板金の修理は必須です。
その点をお話しさせていただき、両方の工事方法でお見積りを作成することになりました。
関連記事➤
スレート屋根の特徴やメンテナンス方法を解説!製造された時期ごとに異なる寿命や注意点とは?
化粧スレートは製造された年代で寿命が異なりますが、概ね築10年ほどで塗装を行い、築20~25年を過ぎた場合は、
カバー工法や葺き替えといった次のステップのメンテナンスを検討しましょう。
日々の生活の中で、直接屋根を目にする機会はほとんどないので、ご自身で点検するのは困難でありとても危険です。「ずっとメンテナンスをしていないので今の状態が気になる」という方や不安に思われる方は、ぜひ当店の無料診断をご利用ください。
調査・点検・お見積りまで責任を持って対応させていただきますね!
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